ドリーム・ホース

過去の上映作品
[上映日程]1/14~2/3(休映:1/16、23、30)

“ 欲しいのは、胸の高鳴り。”

ひとりの主婦が思いついた、村のみんなで共同馬主となって競走馬を育てる夢。彼らが求めたのは儲けではなく、人生のきらめき。イギリス・ウェールズの小さな村で起こった、奇跡のような実話感動作。

[INTRODUCTION]
馬主組合をつくるとき、彼らが確認したのは「決して儲けようとしないこと」。儲けではなく、「胸の高鳴り(ウェールズ語でホウィル)」を求めて結成した。変化のない日常の中でワクワクするものがあることは、人生を諦めかけていた大人たちにとって、プライスレスな生き甲斐となっていく。イマドキな言い方をすると、それは「推しのいる生活」。ドリームアライランスの快進撃は、彼らに再びチャンスとチャレンジをもたらし、人生が輝き始める。その後の大きな挫折を経てから訪れる、ラスト20分の疾走感溢れる大逆転劇に「胸の高鳴り」がとまらない。
ジャンを演じるのは、実力派女優トニ・コレット。コメディからホラーまで幅広い役柄をこなし、高く評価されてきた彼女が40代後半の等身大の女性を熱演。ダミアン・ルイスをはじめ、ウェールズゆかりの味のあるキャストと数々の受賞歴を誇るスタッフによる本作は、批評家からも観客からも高評価を獲得している。かつては炭鉱の村として栄えていたが、今は寂れて時が止まったようなコミュニティの復活劇は、『フル・モンティ』『ブラス!』といった90年代のイギリス労働者階級ハートフル・コメディの系譜にあり、「歌の国」ウェールズならではの熱い大合唱と共に、真っ直ぐで爽やかな感動に包まれる。

[STORY]
イギリス・ウェールズ、谷あいの小さな村。夫と二人暮らし、パートと親の介護だけの“何もない人生”を送っていた主婦ジャン。ジャンは馬主経験のあるハワードの話に触発されて競走馬を育てることを思いつき、村のみんなに共同で馬主となることを呼びかける。週10ポンドずつ出しあって組合馬主となった彼らの夢と希望を乗せ、「ドリームアライアンス(夢の同盟)」と名付けられた馬は、奇跡的にレースに勝ち進み、彼らの人生をも変えていくが・・・

『ドリーム・ホース』
[2020年/イギリス/英語/スコープ/5.1ch/114分]
監督:ユーロス・リン
出演:トニ・コレット、ダミアン・ルイス
原題:DREAM HORSE 
配給:ショウゲート
© 2020 DREAM HORSE FILMS LIMITED AND CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION

[上映時間]

[公式サイト]
cinerack.jp/dream

ピックアップ記事

関連記事一覧

Facebook