Blue Heron/ブルーヘロン【11/13~】

今後の上映作品
[上映日程]2026年11月13日(金) 〜 *休映:未定

“ ただ、見つめつづける ”

90年代の終わり、バンクーバー島の夏。
残された写真とホームビデオ。
色あせたあの日の記憶をたどる旅。

[INTRODUCTION]
1990年代後半の夏、カナダ・バンクーバー島を舞台に、8歳の少女サーシャの視点で家族と過ごしたかけがえのない日々を描く本作。家族は一番上の兄ジェレミーに関わる問題を抱え、困難な選択を迫られていた。「あのとき、兄は何を思っていたのだろう?」20年後、映画監督となったサーシャは、幼い頃には見えなかった家族の姿を見つめ直すなかで気づく。どれほど記憶をたぐり寄せても、人の心を完全に知ることはできない。それでもなお、大切な人を理解したいと願い、記憶を語り継いでいく──。理解できない他者を見つめ続けることの尊さを描く、確かな感動に満ちた、心を揺さぶる傑作が誕生した。

監督はハンガリー系カナダ人の新鋭ソフィー・ロムヴァリ。本作が長編デビュー作だが、ロムヴァリが短編作品で約10年間取り組み続けてきた「家族の記憶」「喪失」「写真や映像による記憶の再生」というテーマの集大成であり、半自伝的な作品である。ロムヴァリは、本作では自身の家族との実体験をもとに、幼少期の記憶をフィクションとして再構築した。
プライベートな経験に即しながら、誰もが抱える「理解したいのに理解しきれない大切な人」の存在をめぐる物語へと展開した本作は、昨年のトロント国際映画祭最優秀カナダ映画新人賞受賞など、世界各地の映画祭を席巻。2026年に北米で劇場公開されるや、映画評論サイト「ロッテントマト」で批評家支持率98%を記録し、レビュー収集サイト「Metacritc」2026年上半期第1位、老舗メディア「Variety」の上半期ベスト映画10選に選出されるなど圧倒的な評価を得ている。世界規模の映画レビューサイト「Letterboxd」でも、観客の投稿をベースにした「2026年上半期もっとも高い評価を得た作品」ランキングで6位に選ばれるなど、観客からも深く愛される作品となっている。

バンクーバー島の豊かな自然と、細部までこだわり抜かれた美術も本作の大きな魅力だ。監督自身の家族写真をもとに、家具や衣装、小道具に至るまで90年代の空気感を丹念に再現。ホームビデオやフィルムカメラ、「Windows 95」、「ウォークマン」など当時を象徴するアイテムが散りばめられ、懐かしさを演出するだけでなく、曖昧になった想い出の輪郭や、失われた時間の手触りまでも映し出している。

観る者それぞれの過ぎし日のイメージを静かに呼び起こす、今年屈指の感動作がいよいよ日本で公開となる。

[STORY]
1990年代後半の夏、8歳の少女サーシャはハンガリー系移民の家族とともにカナダ・バンクーバー島に移り住む。豊かな自然に囲まれた土地で、サーシャは兄たちや新しい友人たちと過ごしながら、少しずつ居場所を見つけていく。しかし、一番上の兄ジェレミーは「問題行動」を繰り返し、家族は限界を迎えつつある。両親はジェレミーの問題を専門家たちに相談する中、困難な選択を迫られていた。20年後、映画監督となったサーシャは、カメラを手に家族の過去をたどり始める……。 

『Blue Heron/ブルーヘロン』
[2025年/カナダ・ハンガリー/英語・ハンガリー語/1.66:1/91分]G
監督・脚本:ソフィー・ロムヴァリ
出演:エイリュル・ギュヴェン、イリンゴー・レーティ、アーダーム・トンパ、エディク・ベドーズ、エイミー・ジマー
配給:プンクテ
© 2025 NINE BEHIND PRODUCTIONS LTD. BODDAH RIOTFILM KFT.

[公式サイト]
blueheron

[上映時間]
*準備中

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