シング・ストリート 未来へのうた *「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品

過去の上映作品
[上映日程]4/16~29(休映:4/18、25)

“ 君の夢は、僕の夢になった。”

80年代、大不況下のダブリン。僕たちはバンドのPVで、憧れのロンドンを目指した。

音楽がつなぐ出会いと、少年の成長に胸が熱くなる──
80年代カルチャー満載の青春音楽映画の傑作、誕生。

[INTRODUCTION]
サエない日々を送っていた少年がバンドを組み、ストリートや海辺でミュージック・ビデオのゲリラ撮影を重ねるうちに、年上の女性との切ない恋と、それぞれが家庭に問題を抱えたメンバーたちとの胸を打つ友情が加速していく。作詞の才能に目覚め、傷つきながらも成長していく姿が愛しくも眩しいコナーには、アイルランド全土で半年かけた数千人のオーディションから選ばれた、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ。演技はこれが初めてだが、7歳からソプラノのソリストとしてステージに立っていた美声で魅了する。
絶妙な間の掛け合いで笑わせてくれる、愛すべき強烈な個性を放つバンドメンバーたち全員が、本作が長編映画デビュー作。コナーの兄ブレンダンには、アイルランドから生まれた新たなスター『トランスフォーマー/ロストエイジ』のジャック・レイナー、ラフィーナには『ミス・ポター』のルーシー・ボーイントン。デュラン・デュラン、ザ・キュアー、ザ・クラッシュ、ザ・ジャム、ホール&オーツ、a-ha、スパンダー・バレエなど、迷える若者の救世主だった80年代ブリティッシュ・ミュージックにのせて、音楽が人と人の心をつなぎ、共に運命を切り開く瞬間が鮮やかに切り取られる。主題歌は、『はじまりのうた』にも出演したマルーン5のアダム・レヴィーン。未来へ向かって走り出すコナーの姿が、私たちにあの頃の夢を思い出させ、まだ叶えられると信じさせてくれる、音楽映画の傑作が誕生した!

[STORY]
1985年、大不況のダブリン。人生14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィナの大人びた美しさにひと目で心を撃ち抜かれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛練習&曲作りの日々が始まった──。

『シング・ストリート 未来へのうた』
[2016年/アイルランド=イギリス=アメリカ/シネスコ/106分]PG12
監督・脚本:ジョン・カーニー
出演:フェルディア・ウォルシュ・ピーロ、ルーシー・ボイントン、ジャック・レイナー
主題歌:アダム・レヴィーン(MAROON5)
配給:ギャガ
© 2015 Cosmo Films Limited. All Rights Reserved

[鑑賞料金]
一般¥1,500/映劇特別会員¥1,000/その他通常通り
本作は特別興行作品につき、年間パスポート・回数券・福利厚生券、招待券、MTAチケットは利用できません。

[上映時間]

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