上田映劇ジャーナル(vol.27)2019年9月号

映劇ジャーナル

◎今月の表紙
表現の自由、想像力の自由、報道の自由・・・当たり前だと思っていたのに、なんだかあれこれな状況が次々と起こるこの国で、映画館や美術館や劇場というのが、多分これからあらゆる自由を守るために、さらに必要な場所となっていくのではないかと感じる今日このごろ。ご縁をいただき、はじめて公開作品の宣伝デザインを担当しました。「慰安婦」を切り口に、中国で性被害を受けた女性達の証言を紡いだドキュメンタリー『太陽がほしい』です。上田映劇で公開されることを、とても嬉しく思うと同時に、こうした作品がいつまでも世に出ていくことを願って止みません。ある意味これはわたしにとっての「少女像」。表現の自由は誰にも奪うことができない権利です。(な)

『太陽がほしい 劇場版』についてはこちらから
 uedaeigeki.com/coming/1950

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