ひかりの歌

過去の上映作品
[上映日程]6/29~7/5(休館:7/4)

“ だれかをおもう気持ちが
 この世界のひかりになる ”

[解説]
詩人・吉増剛造らから激賞されたデビュー作『ひとつの歌』以来となる杉田協士監督の長編最新作『ひかりの歌』。歌人の枡野浩一と映画監督の杉田協士が、映画化を前提に開催した「光」をテーマにした短歌コンテストで、1200首のなかから選出した4首の短歌を原作に制作した4章からなる長編映画。それぞれ孤独のなかを生きる主人公4人の女性を、ときに静かに、やさしく包む光がある。この世界で生きるための支えになるささやかな光のありかを描き出す。

[あらすじ]
都内近郊に住む4人の女性、詩織、雪子、今日子、幸子は、それぞれ誰かを思う気持ちを抱えながら、それを伝えられずに日々の生活をつづけている。旅に出てしまう同僚、他界した父親、閉店が近いアルバイト先の仲間、長い年月行方知れずの夫のことを思いながら、彼女たちは次の一歩を踏みだしていく。

『ひかりの歌』
[2017年/日本/カラー/153分]
出演:北村美岬、伊東茄那、笠島智、並木愛枝
監督・脚本:杉田協士
原作短歌:加賀田優子、後藤グミ、宇津つよし、沖川泰平
撮影:飯岡幸子
音響:黄永昌
編集:大川景子、小堀由起子
音楽:スカンク/SKANK
カラリスト:田巻源太
写真:鈴木理絵
題字:岸野統隆
配給協力・宣伝:髭野純
宣伝:平井万里子
宣伝デザイン:篠田直樹
webデザイン:岸野統隆
英語字幕制作:長谷川美樹 AC Crawford
配給:Genuine Light Pictures
製作:光の短歌映画プロジェクト
© 光の短歌映画プロジェクト

公式サイト: hikarinouta.jp

◎公開初日舞台あいさつ決定!!

上映初日の6月29日(土)10時の回の終了後に、第1章で主演を努めた北村美岬さんと、杉田協士監督による豪華舞台挨拶を実施致します。ぜひ、上映初日6月29日は、映劇へお集まりください!

◉イベントページはこちらから
uedaeigeki.com/news/1635

*当初予定していた並木愛枝さんによる舞台挨拶は諸事情によりキャンセルとなりました。楽しみにされていた皆様、ご了承ください。

【杉田協士 監督 プロフィール】
1977年、東京生まれ。映画監督。他に写真や小説も手がける。2011年、映画『ひとつの歌』が第24回東京国際映画祭にて上映され、2012年に劇場公開。歌人の枡野浩一氏との共著になる写真短歌集『歌 ロングロングショートソングロング』(雷鳥社)が2012年に出版。小説『河の恋人』、『ひとつの歌』がそれぞれ2014年、2015年の文芸誌「すばる」(集英社)に掲載。演劇との関わりもつよく、『金子の半生』(ハイバイ、2010年)、『浴槽船』(FUKAIPRODUCE羽衣、2012年)、『洪水』(2012年、指輪ホテル)などの映像作品がある。

【北村美岬 プロフィール】
神奈川県出身。映画主演作に村松英治監督『ひねくれてもポップ』(2011)、池田千尋監督『重なり連なる』(2012)がある。演劇ではままごと、田上パル、ジエン社などに出演。2014年に小豆島にて行われた『港の劇場』(ままごと)では、おさんぽ演劇『やねにねこ』を制作・上演した。他、ロックバンドのパウンチホイールと共に、『マーチ~街にまつわる演劇と音楽のライブ~』の活動や、大石将弘(ままごと)、山内健司(青年団)と共に『きくたびプロジェクト』の活動にも参加している。

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