マロナの幻想的な物語り

過去の上映作品
[上映日程]10/10~23(休映:10/12)*字幕版と吹替版を上映

幸せは ほんのちっぽけなこと
一皿のミルク 昼寝 骨をかくす場所
そして、大切な人と過ごす時間──

[解説]
『ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん』のプロデューサーであるロン・ディエンスと、アニメ界最高峰のアヌシー国際アニメーション映画祭最高賞受賞歴を誇るアンカ・ダミアン監督のもと、ルイ・ヴイトンの「トラベルブック」シリーズ・パリ編で知られるブレヒト・エヴェンス、グラミー賞アーティスト、ゴティエのミュージック・クリップを手掛けたジナ・トーステンセン、ボローニャ国際児童図書展で国際賞受賞のイラストレーター、サラ・マゼッティといったアニメーターが作り上げた映像はまさに動く前衛芸術。特にクライマックスでのマロナの視点で描かれた2Dと3Dを融合させた描写は圧巻で、映画表現の歴史に刻まれるべきシーンとなっています。
本作のもう一つの魅力は、物語性。異形で変幻自在な動きの登場人物たちは、それぞれ人間味があり、作品の中で息づいています。そんな登場人物たちとの交流を通じてマロナは成長し、自分にとって一番大切なことに思いを寄せるのです。パブロ・ピコによる主題歌「ハピネス」の歌詞には作品のテーマが色濃く出ています。“幸せはほんのちっぽけなこと とるに足らないこと ひと皿のミルク昼寝 骨をかくす場所 そして、大切な人との時間-” 。自分にとって、ともすると忘れがちな大事なことを、マロナの生涯を通じて再認識させてくれる作品です。

[あらすじ]
血統書付きで差別主義者の父と、混血で元のら犬だけど美しくて博愛主義の母との間に生まれたマロナは、同時に生まれた9匹の末っ子で、「ナイン」と呼ばれていました。このハート型の鼻を持つ小さな犬は、生まれてすぐ彼女の家族から引き離され、曲芸師マノーレの手にわたります。マノーレはこの小さな犬にアナと名付け、アナにとっても、幸せな日々が訪れたかに思えましたが……

『マロナの幻想的な物語り』
[2019年/ルーマニア・フランス・ベルギー/フランス語/92分]
日本語版キャスト:のん、小野友樹、平川新士、夜道雪
英語タイトル:Marona’s Fantastic Tale
仏語タイトル:L’extraordinaire voyage de Marona
監督:アンカ・ダミアン
脚本:アンゲル・ダミアン
キャラクター・デザイン:ブレヒト・エヴェンス
背景美術:ジナ・トーステンセン、サラ・マゼッティ
音楽:パブロ・ピコ
プロデューサー:アンカ・ダミアン、ロン・ディエンス、トマス・レイヤース
提供:リスキット、マクザ厶、太秦、カルタクリエイティブ
配給:リスキット
後援:ルーマニア大使館
協力:キャトルステラ、Stylab、げんべい商店
© Aparte Film, Sacrebleu Productions, Mind’s Meet

◎公式サイト:maronas.info

◎上映日程
[字幕版]10/10~11、13~16、19
[吹替版]10/10~11、13~16、17~18、20~23

ピックアップ記事

関連記事一覧