カンダハール【12/4~】

今後の上映作品
[上映日程]2026年12月4日(金) 〜 *休映:未定

“ 世界が忘れた場所へ。”

イランの巨匠 モフセン・マフマルバフ監督の代表作、25年振りのリバイバル

[INTRODUCTION]
現在も混迷深める中東情勢に繋がるテーマと 映画的創造性が凝縮した傑作
2001年。9月11日のアメリカ同時多発テロ事件からその後のアフガニスタン紛争に繋がる激動の時代において、“世界で最も重要な映画” (英ガーディアン紙) として世界中で大ヒットしたのは、イランの巨匠 モフセン・マフマルバフ監督の『カンダハール』。妹を救うため、20年にわたる戦乱で荒廃した祖国・アフガニスタンに帰還した女性ジャーナリストが故郷・カンダハールへ向かう旅を、詩的イマジネーション豊かな映像で描きだし「国際社会から見捨てられた」アフガニスタンの民衆に対する無知を世界に告発した、映画史に残る傑作だ。
2026年現在、アメリカ、イスラエルとイランの戦争は未だ燻っており、中東情勢は混迷を極めている。現在の情勢と連なる21世紀初頭に世界に衝撃を与えた『カンダハール』は、公開から四半世紀を越えて、今だからこそ観るべき傑作として、蘇る。

絶望のアフガニスタンから妹を救い出すため 姉は旅に出た──
“カンダハール”に向かうその先で、果たして彼女は妹を救えるのか?

主人公のナファスを演じるのは、 実際にアフガニスタンからカナダに亡命した女性ジャーナリスト、ニルファー・パズィラ。アフガニスタンのカブールに住む友人から自殺をほのめかす絶望的な手紙をうけとった彼女は、マフマルバフ監督を訪ね「アフガニスタンへ向かう私の旅を撮影してほしい」と依頼。マフマルバフ監督はすぐさまアフガニスタンについての調査をしたが、当事者のニルファーへの危険度を考慮し、俳優ではなく現実の人物たちが出演する、ドキュメンタリー的アプローチを交えたフィクションとして映画化した。主人公ナファスはアフガニスタンの地で、様々な人々と出会いながら、生きる希望を失っている妹が住む“カンダハール”へと旅を続けてゆく。時にはたくましく生きる人々のユーモアを交えながらも、飢餓と貧困、女性に対する抑圧、そして地雷で傷ついた人々といったアフガニスタンの現実を、詩的イマジネーション溢れる映像で描き出した本作は圧巻だ。

『カンダハール』
[2001年/イラン・フランス/ビスタ/カラー/モノラル/85分]
監督・脚本・編集:モフセン・マフマルバフ
出演:ニルファー・パズィラ、ハッサン・タンタイ、サドュー・ティモリー、ハラトラ・ハキミ
配給:ノンデライコ
©️Makhmalbaf Film House

★2001年 カンヌ国際映画祭エキュメニック賞(国際キリスト教会審査員賞)
★2001年 米タイム誌 ベストワン

[公式サイト]
kandahar-movie.com

[上映時間]
*準備中

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