原爆資料館 語り継ぐものたち【8/14~】

今後の上映作品
[上映日程]2026年8月14日(木) 〜 *休映:8/17、ほか

すべては“ガレキの展示室”から始まった———

累計8000万人を迎え入れた広島平和記念資料館
“声なき声”を繋いできた「記憶の博物館」の知られざるメッセージ

[INTRODUCTION]
そこには、忘れてはいけない時間がある
歴代館長が命を削って守り続けた”歴史の現場”の全容

1955年に開館して以来、累計8000万人が訪れた広島平和記念資料館、通称“原爆資料館”。
2万2000点を超える遺品や資料などを収蔵し、2006年には本館建物が戦後建築として初めて国の重要文化財に指定された。2025年度には年間入館数が250万人を超え3年連続で過去最多を更新。うち約4割が外国人であり、かつてはマザー・テレサ氏、ダライ・ラマ14世、キューバのフィデル・カストロ議長、オバマ米大統領など数々のVIPも訪れ(役職はいずれも当時)、核兵器の危機が高まる中、世界からの注目度も益々高まっている。
「もう二度と原爆の惨禍を繰り返してはならない」と原爆で溶けた瓦や石といった瓦礫(がれき)を集め、市内の公民館で「原爆参考資料陳列室」を開いた地質学者・長岡省吾の執念と努力によって誕生し、高橋昭博や川本義隆など命を賭して自らの被爆体験を語り続けた歴代館長たちに支えられ続いてきた。各国の要人たちが資料館を訪れ原爆被害の惨状を直接感じてもらうことを重要視する中、2016年にはアメリカのオバマ大統領の訪問が実現。2023年にはG7サミットの開催地が広島に決定した。核保有国のトップたちが原爆資料館を訪問することが決まり、関係者たちは期待を寄せるが──。

50年以上に及ぶ、のべ100時間以上の取材映像を再構築
音楽は『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の石橋英子!

広島国際映画祭2025でクロージング作品としてプレミア上映され、第17回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルではコンペティションに入賞した注目作。資料館の70年を超える歴史から、現在の形となった軌跡をいつか形にしたいと長年構想を抱いていた広島ホームテレビの立川直樹と、55年にわたるのべ100時間を超える取材映像を一から見直し、貴重なアーカイブ映像を掘り起こした若手の斉藤俊幸の2人が、あらたな証言も加え、広島にも縁の深い石橋英子の音楽とともにひとつの作品に結実させた。国際情勢が大きく変化しようとしている今、核の恐ろしさと平和を静かに訴え続けてきた原爆資料館が語るメッセージとは。

広島平和記念資料館(原爆資料館)とは

原子爆弾による被害の実相をあらゆる国々の人々に伝え、ヒロシマの心である核兵器廃絶と世界恒久平和の実現に寄与することを目的に1955年に開館、通称・原爆資料館。
被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や資料を収集・展示するとともに、広島の被爆前後の歩みや核時代の状況などについて紹介し、収蔵されている被爆資料は2万2000点以上にのぼる。被爆者による被爆体験講話会などのほか、平和学習のための資料の貸出しも行っている。
2019年4月、1955年の開館以来3度目となる大規模リニューアルが行われて以降、被爆資料や写真、被爆者が描いた「原爆の絵」など実物資料を中心に展示。資料は原爆投下から80年以上が経過し、被爆して損傷が激しいものもあるうえ、長期間展示してあることで劣化する可能性があるため、それを防ぐための措置としておよそ1年に1回(展示品によっては年に2回)入れ替えを行っている。

『原爆資料館 語り継ぐものたち』
[2025年/日本/16:9/101分]G
監督:⻫藤俊幸/⽴川直樹
⾳楽:⽯橋英⼦
配給宣伝:きろくびと
©広島ホームテレビ

[公式サイト]
abombmuseum-film.com

[上映時間]
*準備中

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