季節はこのまま【10/10~】*入場者プレゼントあり

今後の上映作品
[上映日程]2025年10月10日(金) 〜 *休映:未定

“ あれから5年、私たちどうだった? ”

2020年4月、パンデミックですべてが「止まってしまった」時間 不安のなかにも光や愛はたしかにある———
春に立ち止まり、人生を見つめ直す 名匠オリヴィエ・アサイヤス監督が贈る珠玉のロマンス・コメディ

[INTRODUCTION]
2020年4月、新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中で外出が制限された春。 映画監督のポールと音楽ジャーナリストで弟のエティエンヌは、それぞれが本格的な交際を始めたばかりであるモルガン、そしてキャロルとともに、子どもの頃に暮らした郊外の家に閉じこもって生活することになる。 懐かしい風景、新たな生活様式への戸惑い、世界から切り離されたような感覚、一緒に住んで初めて知る互いのこと…なにもかもが変わり、すべてが「止まってしまった」時間のなかで、ポールたちは不安を抱えながらもゆっくりと、たしかにそこにある光、愛と人生の新たな側面を発見していく。

急に自炊に凝り出した。またネットで不要なものを買ってしまった。屋外で本を読む気持ちよさを知った。道で友人に会い、うれしくって泣いてしまった。縫い付けられた日々にたしかにあった、忘れてしまいたい時間、覚えておきたい静寂、ふとした優しさに救われる気持ち──

名匠アサイヤス監督が誰しもの心に残る「あの日々」を描き、人生を見つめ直す傑作ロマンス・コメディが、観客を笑いと共感で包み込む。

オリヴィエ・アサイヤス監督が実際に弟と子供時代を、そしてロックダウン期間を過ごした両親の家で撮影された本作。「あの春」の体験や自伝的要素を多分に含み、アサイヤス自身「これまでの作品のなかでも最もパーソナルで親密」と語る映画に仕上がった。

そんな監督の分身として、3度目のタッグを組むヴァンサン・マケーニュが主演を務め、スタッフ陣もフランス映画界を代表する才能が集結。撮影はアルノー・デプレシャンやレオス・カラックス、ジャ・ジャンクー作品で知られるエリック・ゴーティエ、編集はミカエル・アースやミア・ハンセン=ラブ作品を手掛けるマリオン・モニエが担当。その他のスタッフも、セリーヌ・シアマやアラン・ギロディ、ウェス・アンダーソン、クレール・ドゥニからフランソワ・トリュフォーまで、錚々たる名監督たちを支えたメンバーがそれぞれに才能を発揮する。

『季節はこのまま』
[2024年/フランス/1.85:1/5.1ch/105分]
監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス
撮影:エリック・ゴーティエ
編集:マリオン・モニエ
出演:ヴァンサン・マケーニュ、ミシャ・レスコー、ナイン・ドゥルソ、ノラ・アムザウィ
原題:Hors du temps/英題:Suspended Time
配給:Bunkamura
©Carole Bethuel

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
kisetsufilm.com

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