ヒッチコックの映画術

過去の上映作品
[上映日程]10/21~27(休映:10/23)

“ 映画の秘密、教えます。”

映画史を変えた男、アルフレッド・ヒッチコック
彼がいなければ、映像エンターテイメントの歴史は全く別のものになっていただろう。

[INTRODUCTION]
“サスペンス映画の神様”とも称されるアルフレッド・ヒッチコック。監督デビューから100年。映像が氾濫するこの時代においても、ヒッチコック作品は今なお映画を愛する者たちを魅了し続けている。本作は「本人」が自身の監督作の裏側を語るスタイルで、その“面白さの秘密”を解き明かしていくドキュメンタリー作品である。膨大なフィルモグラフィと過去の貴重な発言を再考察し、観客を遊び心と驚きに富んだヒッチコックの演出魔法の世界へと誘ってくれる。監督と脚本は『ストーリー・オブ・フィルム 111の時間旅行』(11)で6年の歳月をかけて約1,000本の映画を考察しながら映画史を紐解いて見せたマーク・カズンズ。
本作では、『白い恐怖』(45)や『めまい』(58)、『北北西に進路を取れ』(59)や『サイコ』(60)など名作のヒッチコック演出が冴え渡るシーン解説の数々に加えて、現在日本では観ることが困難な『快楽の園』(25)や『ダウンヒル』(27)といった初期作品の映像がふんだんに登場するのも嬉しい。ヒッチコックの演出テクニックが視覚的に解き明かされてゆくマーク・カズンズ流のアプローチも、この映画の大きな魅力のひとつだ。
前例のない時代に、映画演出の前例を生み出したヒッチコックのオリジナリティ。映像に対するリテラシーが問われる現代社会であるからこそ、『ヒッチコックの映画術』は“今観るべき映画”なのだといえる。

アルフレッド・ヒッチコック監督デビュー100周年
『ヒッチコックの映画術』
[2022年/イギリス/英語/1:1.78/5.1ch/カラー/120分]
監督:マーク・カズンズ
声の出演:アリステア・マクゴーワン
原題:My Name Is Alfred Hitchcock
字幕翻訳:小森亜貴子
配給:シンカ
© Hitchcock Ltd 2022

[上映時間]

[公式サイト]
synca.jp/hitchcock

アルフレッド・ヒッチコック

20世紀を代表する映画監督で、“サスペンス映画の神様”とも称されるアルフレッド・ヒッチコック。イギリス生まれの彼は、サイレント映画時代からヒットメイカーとして君臨。イギリス映画界からハリウッドへ渡ってからも、即座に監督作の『レベッカ』(40)が第13回アカデミー賞で作品賞を受賞するなど、輝かしいフィルモグラフィを積み上げてきた。また、イギリス映画界初のトーキー映画となった『恐喝(ゆすり)』(29)を監督するなど、映画史においても重要な作品を手掛けた人物でもある。
サイレント映画からトーキー映画、モノクロ映画からカラー映画への移行、或いは、映画の画面比率がスタンダードサイズから大型してゆく変遷や、テレビの台頭による映画産業の斜陽化。さらには映画が3D化する時代にも遭遇するなど、ヒッチコックの映画人生は映画の歴史と共に歩んできた。

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