春を告げる町 過去の上映作品 [上映日程]6/1~12(休映:6/4、8) 2020年東京五輪、聖火リレーの出発地点 福島県双葉郡広野町から問いかける“ しかし、本当の復興とは何か? ” [解説] 東日本大震災の発生直後から全町避難を余儀なくされ、東京電力や自衛隊の前線基地となった福島県双葉郡広野町。あれから9年──「復興五輪」をかかげる2020年東京オリンピックの聖火リレーは、この町からスタートする。けれど、その「復興」って何だろう?「絆」「再生」「共同体」といった言葉に、つい白々さを感じてしまう……そんなあなたにこそ、この映画を観てほしい。『春を告げる町』が描くのは、華やかでシンボリックなセレモニーの後景で、こつこつと日々の暮らしを築いていく人びとの営み。この土地で新たに生まれ、すくすくと育っていく子どもたちの物語。被災体験をモチーフに演劇をつくりあげる高校生たちの青春。広野町を流れるいくつもの時間が交差し、重なりあい、やがて未来をかたちづくっていく。監督は『ドコニモイケナイ』で2012年度日本映画監督協会新人賞を受賞した島田隆一。編集を手がけたのは『息の跡』『愛と法』などの秦岳志。果たして本当の復興とは何か? 言葉にできないその答えを、映画はそっと静かに映しだす。 [あらすじ] 東日本大震災から6年がたった福島。福島第一原子力発電所から20kmに位置し、全町避難となっていた広野町は、インフラの復旧や除染が進み、本格的な帰還が始まっていた。今では町民の約半数を原発事故後の廃炉・除染作業従事者が占めている。この町で、震災からちょうど6年となる3月12日に生まれた赤ちゃんがいる。あん、と名づけられた————。 『春を告げる町』 [2019年/日本/130分] 出演:渡邉克幸、新妻良平、帯刀孝一、松本重男、松本文子、藤沼晴美、福島県立ふたば未来学園高等学校演劇部 監督・撮影:島田隆一 プロデューサー:加賀博行、島田隆一 助監督・録音:國友勇吾 編集:秦岳志 整音:川上拓也 音楽:稲森安太己 協賛:アサヒグループホールディングス株式会社 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会 製作:広野町、JyaJya Films 配給:東風 ©JyaJya Films ◎公式サイト:hirono-movie.com Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 21世紀の資本 馬三家からの手紙 ピックアップ記事 現在上映中の作品 愛に乱暴【10/4~17】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ナミビアの砂漠【9/20~10/10】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ヒューマン・ポジション【9/27~10/10】*入場者プレゼ... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 盆唄 過去の上映作品 ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ 過去の上映作品 悪なき殺人 *12月のPICK UP MOVIE 過去の上映作品 ロイ・ハーグローヴ 人生最期の音楽の旅 過去の上映作品 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。 過去の上映作品 The Son/息子 *うえだ子どもシネマクラブ上映作品 過去の上映作品 『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』2Kリマスター版 *「週末こ... 過去の上映作品 パリの恋人たち