カード・カウンター 過去の上映作品 [上映日程]9/16~29(休映:9/19、25) 監督・脚本ポール・シュレイダー × 製作総指揮マーティン・スコセッシ『タクシードライバー』のコンビが再び手掛ける “復讐と贖罪” の傑作スリラー [INTRODUCTION] 『タクシードライバー』(76)、『レイジング・ブル』(80)など、これまでに数々の傑作を手掛けてきたポール・シュレイダーが監督・脚本を手掛け、盟友マーティン・スコセッシが製作総指揮を務めた最新作が『カード・カウンター』だ。 主人公ウィリアム・テルに『DUNE/デューン 砂の惑星』(21)、「ムーンナイト」(22)のオスカー・アイザック。ギャンブル・ブローカーのラ・リンダに人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」で、アフリカ系アメリカ人として初めてホストを務めたティファニー・ハディッシュ。ウィリアムと疑似父子のような関係を結ぶ若者カークを『X-MEN:アポカリプス』(16)、『レディ・プレイヤー1』(18)のタイ・シェリダン。さらに物語のカギとなるウィリアムの元上司ジョン・ゴードを名優ウィレム・デフォーが演じ脇を固めている。 ロバート・デ・ニーロがトラヴィス・ビックルを演じた『タクシードライバー』や、イーサン・ホークが怒れるエルンスト・トラー神父を演じ、アカデミー賞ノミネートなど国内外から高い評価を得た前作『魂のゆくえ』(17)と同様に、本作でも怒りと罪の意識に苛まれる孤独な男の魂が描かれる。しかしながら、前作と比べてエンタメ性は格段にアップ。スコセッシの名作『カジノ』(95)を想起させる退廃的ながら魅惑的なカジノのプロダクションデザインの中で、徐々に追い詰められ復讐へと駆り立てられていく影を抱えた主人公を、オスカー・アイザックがミステリアスな雰囲気と色気たっぷりに演じ、復讐と贖罪の傑作スリラーに仕上がった。 本作は2021年末の多くの批評家のベストリストにも選出され、特にタイム誌がアイザックの演技をその年のトップ10に挙げたほか、ニューヨーカー誌、インディワイヤー誌、カイエ・デュ・シネマ誌もベストリストにセレクトした。 [STORY] ウィリアム・テルは、風変わりなギャンブラーだ。米国軍刑務所で10年間服役し、独学で「カード・カウンティング」と呼ばれるカードゲームの勝率を上げる裏技を学んだ彼は、「小さく賭けて小さく勝つ」がモットーで目立たず、匿名でいることを好む。ある日、ウィリアムはギャンブル・ブローカーのラ・リンダと出会い、大金が稼げるというポーカーの世界大会への参加を持ちかけられる。さらにその直後、二人の男と遭遇する。一人は、かつて上等兵だった自分に“消えない罪”を背負わせた男ジョン・ゴード、もう一人はウィリアムにゴードへの復讐を持ちかける若者カークだった。ラ・リンダとカークとの運命的な出会いによって、謎につつまれたウィリアムの人生が徐々に明らかとなり、人生を賭けた復讐と贖罪のゲームの終章が幕を開ける。 『カード・カウンター』 [2021年/アメリカ・イギリス・中国・スウェーデン/英語/ビスタ/5.1ch/112分]R15 監督・脚本:ポール・シュレイダー 製作総指揮:マーティン・スコセッシほか プロデューサー:ブラクストン・ポープ、ローレン・マン、デビッド M. ウルフ 撮影:アレクサンダー・ディナン 音楽:ロバート・レヴォン・ビーン 美術:シュレイ・フェントン 編集:ベンジャミン・ロドリゲス・ジュニア 出演:オスカー・アイザック、ティファニー・ハディッシュ、タイ・シェリダン、ウィレム・デフォー ほか 原題:The Card Counter 日本語字幕:岩辺いずみ/字幕監修:木原直哉 配給:トランスフォーマー © 2021 Lucky Number, Inc. All Rights Reserved. [上映時間] [公式サイト] transformer.co.jp/m/cardcounter Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 探偵マーロウ アシスタント ピックアップ記事 現在上映中の作品 正義の行方【10/11~17】*10月のPICK UP MO... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 プリシラ【10/11~24】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 パスト ライブス/再会【10/4~17】 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 グレタ ひとりぼっちの挑戦 *「週末こども映画館」対象作品/... 過去の上映作品 想像 過去の上映作品 オレの記念日 過去の上映作品 アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家 過去の上映作品 アリ地獄天国 過去の上映作品 フィールズ・グッド・マン 過去の上映作品 風が吹くとき 過去の上映作品 燃ゆる女の肖像