戦場のボヘミアン カメラマン 石川文洋【12/4~】 今後の上映作品 [上映日程]2026年12月4日(金) 〜 *休映:未定 戦争や大虐殺の現場を見てきたからこその独自の視点で迫る、報道カメラマンベトナム戦争終結50年にあたり、ホーチミンを再訪するまでの半生を滝藤賢一によるモノローグで振り返る [INTRODUCTION] 日本写真協会年度賞、日本雑誌写真記者協会賞、日本ジャーナリスト会議 (JCJ) 特別賞、スウェーデン賞の他、ベトナム政府から文化通信事業功労賞も受賞した報道写真家の石川文洋。戦場取材が許された最後の戦争であるベトナム戦争で活躍したロバート・キャパ、沢田教一、一ノ瀬泰造ら報道写真家が戦地で亡くなる中で、存命していた神話的人物だった彼が2026年8月23日逝去した。 ベトナム戦争中、同時期にサイゴンで親交があった作家の開高健は文洋を「つねに右の目は熱く、左の目は冷静でありつづけるカメラ青年」と表現した。 ベトナムの取材で文洋と出会った石原慎太郎は、「沖縄という、祖国の中でも唯一、特異な状況にある故郷を持った彼が、あの邪悪な戦争を見る眼は確かに我々内地人間とは違っているに違いない」と書いた。 ホーチミン市にある戦争証跡博物館の副館長のフィン・ゴック・ヴァンは、「単なる技術ではなく、心で撮っているから弱い者たちの本当の姿を表せるのだと思う」と絶賛した。 そんな文洋だが、沖縄戦の時に沖縄にいなかったため、沖縄戦を体験していないということがコンプレックスになっていた。文洋は、4歳で沖縄を離れたが、沖縄生まれのうちなーんちゅだと思っている。ベトナムやカンボジアで戦争や大虐殺の現場を見てきたからこそ、他の人と違った視点で伝える必要性を感じていた。文洋は、戦闘場面だけでなく、無名な人々の命を見つめた。 9回死にそうになりながらも、命懸けで撮影を続ける戦争目撃者としての生涯を、滝藤賢一によるモノローグで振り返る。 [STORY] 文洋が3歳になった1941年に太平洋戦争が始まり、一家は沖縄から本土へ移住。1964年、文洋は27ドルのみ持って日本を出て、香港を経由し、ベトナムのサイゴンに到着した。27歳になる前日、文洋が撮った銃撃された米軍少佐のネガをAP通信が買いあげ世界に配信。この瞬間に“国際報道カメラマン石川文洋”が誕生した。 1968年に一時帰国すると、ベトナムでの米軍プレスカードが認められ、どのマスコミも取材ができなかった沖縄米軍基地の取材が許され、後方基地としてベトナム戦争に参加する沖縄の姿を浮き彫りにした。 1979年のポルポト政権崩壊後、石川文洋は取材が許され、カンボジアの首都プノンペンに入り、最新のカンボジアの実情を一冊の本(「大虐殺」)にまとめた。「カンボジアで、同じ民族同士が殺すわけがない。虐殺はなかった」と批判に遭った文洋だが、「もし大虐殺がなかったことが明らかにされた場合、私は現場に行きながら事実を見誤った責任を取って今後、報道にたずさわる仕事をやめる覚悟です」とその内容に絶対の自信を見せた。 戦場では不死身だった文洋だが、68歳の秋に心筋梗塞を起こし、心臓の筋肉が壊死して第一種身体障碍者となった。しかし、病気を抱えている人が希望をもってくれればと考え、3500キロの日本縦断の旅を、約10カ月で完全踏破。辺野古での撮影は10年以上に及んだ。 2025年、ベトナム戦争終結50年にあたり、ベトナム政府から式典への招待が届き、ホーチミンを再訪。そこで文洋が会ったのは… 『戦場のボヘミアン カメラマン 石川文洋』 [2026年/日本/88分]G 監督・撮影:河邑厚徳 出演:石川文洋 モノローグ:滝藤賢一 ナレーション:山根基世 朗読:竹本英史 配給:渋谷プロダクション [公式サイト] senjo-no-bohemian.com [上映時間] *準備中 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 今後の上映作品 ムクドリと人生とレモンパスタ【12/4~】 インサイド・ガザ 封鎖の内側から【12/4~】 ピックアップ記事 現在上映中の作品 平行と垂直【9/11~終映日未定】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 100万カットの記憶【10/2~8】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 星の時 4K【10/2~8】*入場者プレゼントあり 現在上映中の作品 関連記事一覧 今後の上映作品 カンダハール【12/4~】 今後の上映作品 沼影市民プール【10/16~】*10月の PICK UP M... 今後の上映作品 見えない娘 THE INVISIBLES【11/6~】 今後の上映作品 A Window of Memories【10/9~15】*... 今後の上映作品 Blue Heron/ブルーヘロン【11/13~】 今後の上映作品 ちゃんとした女の子は朝食までいるもんじゃない【12/11~】 今後の上映作品 レンタル家族【11/20~26】 今後の上映作品 私たちは、ちょうどいい。【10/16~】