冬冬の夏休み デジタルリマスター版【8/29~】

今後の上映作品
[上映日程]2025年8月29日(金) 〜 *休映:未定

日本の劇場初公開時から35年の時を経て蘇る———
ホウ・シャオシェンの代表作にして台湾ニューシネマの金字塔!

[INTRODUCTION]
日本の現代映画作家にも大きな影響を与えた台湾ニューシネマの旗手、ホウ・シャオシェン監督。彼の詩情が結実した初期の代表作である本作は、少年と少女が過ごすひと夏の時間を静謐なまなざしでとらえる。台湾中部の銅鑼を舞台に、懐かしくも美しい田園風景は観る者の心を掴み、誰もが自身の子ども時代の記憶を呼び覚まされるだろう。
本作では『牯嶺街少年殺人事件』『ヤンヤン 夏の思い出』のエドワード・ヤン監督が俳優として出演。主人公・冬冬の父親役を演じるほか、劇中音楽の選曲も手がけている。脚本は『悲情城市』をはじめ数々のホウ・シャオシェン作品を支えてきたチュー・ティエンウェン、撮影は『台北ストーリー』『風櫃の少年』などの撮影を手がけたチェン・クンホウが担当。1980年代の台湾ニューシネマの核心を担った才能が集結した歴史的にも貴重な一作。
1980年の日本初公開時より35年を迎えた今、待望のデジタルリマスター版としてふたたびスクリーンに蘇る!

[STORY]
台北で暮らす小学校を卒業した少年、冬冬(トントン)と幼い妹の婷婷(ティンティン)。母の入院をきっかけに、ふたりは夏休みの間、厳格な祖父の住む田舎の家へと預けられ、祖父母とともに暮らすことになる。冬冬は、近所の同世代の子どもたちとすぐに打ち解け、遊びながらのびのびと日々を過ごす。一方、婷婷はふとしたきっかけで寒子という若い女性と出会い、交流を重ねていく。陽射しに包まれた風景の中、周囲の大人たちの会話に耳を傾けながら、ふたりの夏の日々が静かに過ぎていく──。

『冬冬の夏休み デジタルリマスター版』
[1984年/台湾/ビスタ/98分]
監督:ホウ・シャオシェン
原作:チュー・ティエンウェン
脚本:チュー・ティエンウェン、ホウ・シャオシェン
撮影:チェン・クンホウ
編集:リァオ・チンソン
音楽:エドワード・ヤン、トゥー・トゥーチー
製作:チャン・ホアクン
出演:ワン・チークアン、リー・シュジェン、エドワード・ヤン、グー・ジュン、メイ・ファン、ティン・ナイチュ、チャン・ホン
原題:冬冬的暇期
配給:Stranger
(C)CITY FILMS LTD.

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
tungtung-movie.jp

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