アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓【7/4~】

今後の上映作品
[上映日程]2025年7月4日(金) 〜  *休映:7/7、ほか

“ 自由はいつも 心の中に ”

1948年、ソ連統治下のアルメニア
無実の罪で収監されたアメリカ人
彼はただ、生きることを楽しみ続けた

[INTRODUCTION]
ウッドストック映画祭長編映画賞・審査員賞・ハワード・ウェクスラー賞受賞、ハンブルグ映画祭観客賞受賞など世界各国の映画祭で19の賞を受賞している。1948年、ソ連統治下にあったアルメニア。1915年に起きたオスマン帝国政府によるジェノサイド、アルメニア人虐殺を生き延びアメリカに渡ったチャーリーが、自身のルーツを求め、故郷で暮らすために帰還する。ずさんな管理体制のもと冤罪で投獄されたチャーリーは、独房の窓から見える夫婦の生活に、まるで自分がそこで同居しているかのように楽しむ。どんな過酷な状況でも常に生きる希望を失わない、珠玉の没入型ハートフルムービー。監督・脚本・主演はアルメニア系アメリカ人のマイケル・グールジャン。祖父はジェノサイドの生き残りである。

[STORY]
幼少期にオスマン帝国(現在のトルコ)でのアルメニア人に対する迫害から逃れるためにアメリカに渡ったチャーリーは、1948年、自身のルーツを知るために祖国に戻ってくる。ソ連統治下にあっても理想の故郷に思えたからだ。ところがチャーリーは不当に逮捕され、収監されてしまう。悲嘆に暮れる中、牢獄の小窓から近くのアパートの部屋が見えることを知り、そこに暮らす夫婦を観察することが日課になっていった。いつしかチャーリーは夫婦の生活に合わせてあたかも同じ空間にいるかのように、一緒に食事をし、歌を歌い、会話を楽しんだ。ところが夫婦仲がこじれて部屋には夫だけが残され、時を同じくしてチャーリーのシベリア行きが決まってしまう。移送の期限が迫る中、チャーリーによる夫婦仲直り作戦が始まる──。

『アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓』
[2022年/アルメニア・アメリカ/アルメニア語・ロシア語・英語/スコープサイズ/121分]
監督・脚本:マイケル・グールジャン
出演:マイケル・グールジャン、ホヴィク・ケウチケリアン
原題:AMERIKATSI
配給:彩プロ
© 2023 PEOPLE OF AR PRODUCTIONS and THE NEW ARMENIAN LLC All Rights Reserved.

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
amerikatsi.ayapro.ne.jp

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