SKIN/スキン【8/1~14】

現在上映中の作品
[上映日程]8/1~7(休映:8/3)*短編と長編の併映
      8/8~14(休映:8/13)*長編のみ上映

“ 人は、生まれ変わることができるのか。”

レイシストとして生きてきた若者の苦悩と贖罪を描く、衝撃の実話。

[解説]
2003年に米国で発足したレイシスト集団「ヴィンランダーズ」の共同創設者ブライオン・ワイドナーが辿った実話の映画化。新鋭監督ガイ・ナティーヴは、憎悪の円環からの脱却を図った男を軸に、レイシズムの非道、人間の再生、それを支える社会の寛容を鮮烈に描き出す。イスラエル出身、ユダヤ人のガイ・ナティーヴ監督は、過去の自分と決別するために計25回、16カ月に及ぶ過酷なタトゥー除去手術に挑んだブライオン・ワイドナーを追うTVドキュメンタリー「Erasing Hate」(11)に感銘を受け、この物語の長編映画化を思い立った。だが賛同する映画会社は現れず、製作資金を募ることを目的に貯金をはたいて同じテーマの短編『SKIN』(18)を製作。これが大きな反響を呼び、企画立ち上げから7年を経て長編『SKIN/スキン』が実現した。短編『SKIN』はのちに2019年アカデミー賞・短編映画賞を受賞している。憎悪のタトゥーにまみれた差別主義者ブライオン役を果敢に演じたのは『リトル・ダンサー』(00)、『ロケットマン』(19)のジェイミー・ベル。ダニエル・マクドナルド(『パティ・ケイク$』)がブライオンに新たな道を示す女性ジュリー役を演じ、ビル・キャンプ、ヴェラ・ファーミガらベテランが脇を固める。北米配給はA24が担当。役者陣の圧巻の演技を始め、現代社会に巣くう人種差別問題、1,000以上ものヘイト団体が確認されているアメリカの実状をリアルに描ききった監督の手腕は、大きな称賛を集めている。

[あらすじ]
反ファシスト抗議を行う人々に、猛然と襲いかかるスキンヘッドの男たち。そのうちの一人の名は、ブライオン・“バブス”・ワイドナー。十代で親に見捨てられ、白人至上主義者グループを主宰するクレーガーとシャリーンに拾われ、実の子のように育てられたブライオンは、今やグループの幹部となり、筋金入りの差別主義者となっていた。タトゥーショップで働く彼の体には、鍵十字など、差別的なメッセージを込めたタトゥーが無数に刻まれている。だが、3人の幼い娘を育てるシングルマザーのジュリーとの出会いをきっかけに、ブライオンはこれまでの自分の人生に迷いを感じ始める。グループを抜け、彼女と新たな生活を始めようと決意するが、前科とタトゥーが障害となり、なかなか仕事につけない。また彼の裏切りを許さないスレイヤーら元仲間たちからは、日々脅迫が続いていた。家族の安全と自らの幸福との間で悩むブライオンに、反ヘイト団体を運営するダリル・L・ジェンキンスは、転向を手助けしようと申し出る。ある裕福な女性が、彼のタトゥー除去に資金を提供するというのだ。過去の自分と決別するため、ブライオンは、計25回、 16カ月に及ぶ除去手術に挑む。

『SKIN/スキン』
[2019年/アメリカ/カラー/スコープサイズ/118分]R15+
監督・脚本:ガイ・ナティーヴ
出演:ジェイミー・ベル、ダニエル・マクドナルド、ヴェラ・ファーミガ
製作:ジェイミー・レイ・ニューマン、ガイ・ナティーヴ
撮影:アルノー・ポーティエ
編集:リー・パーシー、マイケル・テイラー
音楽:ダン・ローマー
原題:SKIN
提供:キングレコード
配給:コピアポア・フィルム
© 2019 SF Film, LLC. All Rights Reserved.

◎公式サイト:skin-2020.com

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