ある一生【8/9~】

今後の上映作品
[上映日程]8/9~(休映:未定)

“ 激動の20世紀、不条理な運命に翻弄された80年———。
 それでも、彼は幸せだった。 ”

世界40言語で翻訳、160万部以上発行されたベストセラーの映画化!

[STORY]
激動の20世紀、アルプスに生きた名もなき男の愛と幸福に満ちた一生
1900年頃のオーストリア・アルプス。孤児の少年アンドレアス・エッガーは渓谷に住む、遠い親戚クランツシュトッカーの農場にやってきた。しかし、農場主にとって、孤児は安価な働き手に過ぎず、虐げられた彼にとっての心の支えは老婆のアーンルだけだった。彼女が亡くなると、成長したエッガーを引き留めるものは何もなく、農場を出て、日雇い労働者として生計を立てる。その後、渓谷に電気と観光客をもたらすロープウェーの建設作業員になると、最愛の人マリーと出会い、山奥の木造小屋で充実した結婚生活を送り始める。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった・・・。第二次世界大戦が勃発し、エッガーも戦地に召集されたもののソ連軍の捕虜となり、何年も経ってから、ようやく谷に戻ることができた。そして、時代は過ぎ、観光客で溢れた渓谷で、人生の終焉を迎えたエッガーは過去の出来事がフラッシュバックし、生涯を共にしたアルプスの光景を眼前に立ち尽くす──。

[INTRODUCTION]
原作であるローベルト・ゼーターラーの同名小説(新潮クレスト・ブックス)は、世界40ヵ国以上で翻訳され160万部以上発行、ブッカー賞最終候補にもなった作品である。“世紀の小説”“小さな文学の奇跡”などと評された原作を忠実に、かつ美しい情景と共に視覚的に見事に映画化した本作は、激動の20世紀の中、80年にわたって暴力、戦争、貧困に耐えなければならなかったアンドレアス・エッガーの孤独な苦難の人生を描いている。しかし、そんな名もなき男の人生の中にも幸福な瞬間と大きな愛があり、エッガーは自分の人生を受け入れ、無骨に生き抜いていく。

『ある一生』
[2023年/ドイツ=オーストリア/ドイツ語/シネスコサイズ/115分]G
監督:ハンス・シュタインビッヒラー
脚本:ウルリッヒ・リマー
出演:シュテファン・ゴルスキー、アウグスト・ツィルナー、アンドレアス・ルスト、ユリア・フランツ・リヒター
原題:Ein Ganzes Leben/英題:A Whole Life
原作:「ある一生」ローベルト・ゼーターラー著、浅井晶子訳(新潮クレスト・ブックス) 
配給:アット エンタテインメント 
©2023 EPO Film Wien/ TOBIS Filmproduktion München

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
awholelife-movie.com

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