役者になったスパイ【順次公開】

今後の上映作品
[上映日程]順次公開

“ その史実は、戯曲を超える。”

1989年、冷戦下のスイス。
1人の警察官に託された任務は、ある劇団の監視だった———。
スイス史上最大のスキャンダルを描くポリティカル・ロマンスコメディ!

[INTRODUCTION]
監督を務めたのは、デビュー作『Der Freund』(2008)でスイス映画賞作品賞を受賞し、映画『Die Standesbeamtin』(2009)の大ヒット以降、ロマンス映画の名監督として知られるミヒャ・レビンスキー。日本でも公開された衝撃作『まともな男』(2015)では、ヒューマンサスペンスという新境地を開拓した。
そんな彼が本作で描き出すのは、中立を掲げながらも強い反共意識に覆われた1980年代のスイスを舞台に、市民が監視対象となった異例のスキャンダル。冷戦下のひりついた空気、ベルリンの壁崩壊の衝撃や人々に巣食う疑心暗鬼の心にユーモアを加えることで見事なバランスの作品に仕上げた。シェイクスピア『十二夜』の稽古と現実が重なり合う中で、任務と恋に揺れる男を主人公に据えたポリティカル・ロマンスコメディが日本に上陸した。

[STORY]
1989年、ソ連の共産主義に対する恐れが蔓延する冷戦下のスイス。警察官であるヴィクトール・シュエラーは、反体制派の情報収集と監視のため、デモ活動を展開していたシャウシュピールハウス劇場への潜入捜査を命じられる。しかし監視対象であるはずの主演女優オディール・ヨーラと恋に落ち、劇団員とも交流を深めるうちに、自らの任務にも疑問を抱くようになる…。従うべきは任務なのか、心なのか──。

『役者になったスパイ』
[2020年/スイス/スイスドイツ語・ドイツ語/フラット/カラー/5.1ch/102分]G
監督:ミヒャ・レビンスキー
出演:フィリップ・グラバー、ミリアム・シュタイン、マイク・ミュラー、ミヒャエル・マールテンス 他
原題:Moskau Einfach!
配給・宣伝:カルチュアルライフ
© Langfilm / Bernard Lang AG 2020

[公式サイト]
yakushaspy

[上映時間]
*準備中

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