ルース・エドガー 過去の上映作品 [上映日程]7/18~30(休映:7/20) “ あなたは人間の本性を見抜けるか──。”誰からも称賛される17歳の高校生ルース。彼は“完璧な優等生”か、それとも“恐ろしい怪物”なのか──。 [解説] 2019年のサンダンス映画祭でプレミア上映されるや批評家の絶賛を博し、全米の賞レースで20を超える賞のノミネートを達成。その年の最も優れた独立系作品を選定するインディペンデント・スピリット賞でも監督賞、主演男優賞、助演女優賞の主要3部門に名を連ねた。深刻な矛盾をはらんだアメリカ社会の現状をリアルにえぐり出し、謎のベールに覆われた人間という存在の本質に鋭く切り込んだヒューマン・ドラマであり、模範的な若者として学校や地域の誰からも愛され、称賛される少年の“知られざる真実”をめぐって展開するサスペンスフルなストーリーは、観る者の好奇心をかき立てるにとどまらず、私たちの内なる潜在意識を揺さぶり、先入観を根底から覆していく。主人公ルース役は、終末スリラー『イット・カムズ・アット・ナイト』における迫真の演技で注目されたケルヴィン・ハリソン・Jr.。同作品のトレイ・エドワード・シュルツ監督と再び組んだA24配給『WAVES/ウェイブス』でも主演を務め、今まさしくブレイク中の新星が、まだアイデンティティが確立されていない17歳の少年の葛藤を生々しく体現する。また主人公を囲む主要キャストとして、プライベートに問題を抱えながら、ルースと激しく敵対する教師ウィルソンに『ドリーム』『シェイプ・オブ・ウォーター』のオクタヴィア・スペンサー、またナオミ・ワッツとティム・ロスが愛する息子への思いがけない疑念に動揺するリベラルな夫婦に扮し、観客の視点を担う役どころに説得力を与えている。 [あらすじ] バージニア州アーリントンの高校生ルース・エドガーは文武両道に秀で、スピーチやユーモアのセンスにも長けた17歳の少年だ。アフリカの戦火の国で生まれた過酷なハンデを克服し、さまざまなルーツを持つ生徒たちの誰からも慕われている彼は、自由の国アメリカで希望を象徴する存在へと成長した。そんなルースがある課題のレポートをきっかけに、同じアフリカ系の女性教師ウィルソンと対立し、彼の順風満帆の日常が大きく揺らぎ出す……。 『ルース・エドガー』 [2019年/アメリカ/英語/カラー/スコープ/109分] 監督・製作・共同脚本:ジュリアス・オナー 出演:ナオミ・ワッツ、オクタヴィア・スペンサー、ケルヴィン・ハリソン・Jr.、ティム・ロス 原題:LUCE 提供:キノフィルムズ 配給:キノフィルムズ/東京テアトル © 2018 DFG PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED. ◎公式サイト: luce-edgar.com Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 デッド・ドント・ダイ 凱里ブルース ピックアップ記事 現在上映中の作品 エストニアの聖なるカンフーマスター【11/29~12/12】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ココでのはなし【11/29~12/12】*舞台挨拶あり/入場... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 濱口竜介監督特集上映《映画と、からだと、あと何か》【11/1... 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 ニュー・シネマ・パラダイス *第4回「うえだ子どもシネマクラ... 過去の上映作品 アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 過去の上映作品 時々、私は考える 過去の上映作品 夜明けまでバス停で 過去の上映作品 カメラを止めるな! 過去の上映作品 オーストリアからオーストラリアへ~ふたりの自転車大冒険 過去の上映作品 僕の帰る場所 過去の上映作品 ロングデイズ・ジャーニー 〜この夜の涯てへ