無明の橋【3/6~】

今後の上映作品
[上映日程]2026年3月6日(金) 〜 *休映:未定

立山山麓に伝わる女性救済を願う行事、布橋灌頂会 (ぬのばしかんじょうえ)

深い喪失を抱えた女性の再生と出発を、実在する儀式をモチーフに描く

[INTRODUCTION]
日本の屋根と言われている三大アルプスのうち北に位置する立山連峰。全国に存在した山岳信仰は此処立山でも例外ではなく、古来、男性のみ登拝が許されていた女人禁制の山として知られていました。
江戸時代、女性の極楽往生を願う儀式として、本作で紹介される布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)が始まります。この映画では、富士山、白山と並ぶ日本三霊山のひとつである立山に、“救いや癒し”を求めて集う現代の女性たちが描かれます。監督を務めるのは、一貫して富山の美しい自然を背景に、人の痛みに寄り添う作品を手掛けてきた地元出身の坂本欣弘。これまで真っすぐなヒューマンドラマを描いてきた彼が、今回は時に幻想的な描写を交えながら、癒しを求めて 全国から集う女性たちを真摯なまなざしで見つめます。いにしえに女性救済の儀式として始まった布橋灌頂会をひとつの舞台として描いた本作は、構想から9年の時を経てついに誕生しました。

[STORY]
東京郊外のアパートでひとり暮らしをしている由起子。15年前に3歳の愛娘を亡くした彼女は、心に癒えない心の傷を背負い、今もその罪の意識から逃れられずにいた。由起子はある日、「布橋灌頂会」という儀式の存在を知る。白装束を纏った目隠しの女性たちが、立山連峰のふもとにある布橋の下を流れる川を三途(さんず)の川に見立て、この世とあの世の境とされるこの赤い橋を渡ります。この世ならぬ幽玄な光景に心惹かれた由起子は、その儀式に参加することとなる。訪れたその地で、地元の高校生 沙梨、何か事情を抱えて参加した夏葉と言葉を交わし、心が通い合う時を過ごす中で、由起子は亡くした娘の記憶と向き合うことになるのだった──。

『無明の橋』
[2025年/日本/2:1/5.1ch/95分]
出演:渡辺真起⼦、陣野⼩和、吉岡睦雄、岩瀬亮、山口詩史、岩谷健司、⽊⻯⿇⽣、室井滋
監督:坂本欣弘
脚本:伊吹一、坂本欣弘
音楽:未知瑠
配給・宣伝:ラビットハウス
©︎ 2025「無明の橋」製作委員会

[公式サイト]
mumyonohashi.com

[上映時間]
*準備中

ピックアップ記事

関連記事一覧

Facebook