マルドロール/腐敗【12/19~25】

今後の上映作品
[上映日程]2025年12月19日(金) 〜 25日(金) *休映:12/22~23

“ すべてを蝕んでいく。”

1990年代ベルギーを震撼させた少女拉致監禁・殺人事件
巨大な陰謀渦巻く衝撃の実話を基にした深淵クライム・スリラー

[INTRODUCTION]
本作は、『変態村』(04)『地獄愛』(14)『依存魔』(19)の<ベルギーの闇3部作>で知られるファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督作。舞台となるのは1995年のベルギー。少女失踪事件の犯人を追うことになった主人公の憲兵隊ポールが、腐敗した警察組織の闇に直面し、真実を求めるあまり心身に異常をきたしていく様を緊迫感溢れるトーンで描いている。
ベルギーで実際に発生し、司法を揺るがす結果となった“デュトルー事件”を基にしており、ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督は本作のテーマについて「悪の本質と正義の探求を試みた。社会のトラウマに光を当て、悪に立ち向かう私たちの能力についてアプローチしたかった」と語っている。
第81回ヴェネツィア国際映画祭 公式セレクションに選出され、第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭の最優秀長編作品賞へのノミネートを果たしており、「緊迫感の高まり、一線を越えた道徳的ジレンマ、すべての観客を魅了する魅力的なスリラーとなっている」「ざらざらとした雰囲気が70年代のスリラー映画を彷彿とさせる」「じめじめとした心地よさと、叫び声のような哀愁」などと、ヴェルツ監督の持ち味である深淵な世界観と巧みな心理描写が高い評価を受けている。

[STORY]
1995年、ベルギー。少女2名の失踪事件が発生。若手憲兵隊ポールは、危険な小児性愛者を監視する秘密部隊「マルドロール」に配属される。しかし作戦は失敗し、腐敗した警察組織の闇に直面したポールは、事件解決のため我を失い暴走していく。

『マルドロール/腐敗』
[2024年/ベルギー・フランス/フランス語/1.78:1/155分]G
監督:ファブリス・ドゥ・ヴェルツ
出演:アントニー・バジョン、アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、ローラン・リュカ、ベアトリス・ダル
原題:Maldoror
配給:アンプラグド
©FRAKAS PRODUCTIONS – THE JOKERS FILMS – ONE EYED – RTBF – FRANCE 2 – 2024 

[公式サイト]
unpfilm.com/maldoror

[上映時間]
*準備中

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