平坦な戦場で【11/23~27】*舞台挨拶あり

今後の上映作品
[上映日程]2025年11月23日(日) 〜 27日(木) *休映:11/25
★11月24日(月祝)の上映後(時間未定)、櫻井成美さん(本作主演)、野村陽介さん(本作主演)、佐倉萌さん(本作出演)、遠上恵未 監督による舞台挨拶を予定しています

“ 日常が、人を殺す。それでも僕らは、誰も殺したくない。”

私が隣に立つだけで、あなたは血を流す。
《普通の絶望》を共に生き延びるには?

[INTRODUCTION]
恋人として平穏な日常を送っていたはずの高校生の男女が思わぬ形で性的搾取と遭遇する物語を通じて、多くの人々が「ただの日常」と受け入れてしまう属性への偏見や経済格差が蔓延する社会と、それらがもたらす人間の孤独と苦悩を綴った映画『平坦な戦場で』。第24回TAMA NEW WAVE コンペティション部門で入選 、うえだ城下町映画祭 第21回自主制作映画コンテストで大賞を獲得。監督・脚本の遠上恵未は、“若い女性”という社会に押し付けられる属性に囚われる24歳当時の自己と向き合った『遠上恵未(24)』でぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2020にて入選。初の長編監督作の本作では、男性自身もまた押し付けられる性の属性をはじめ、人間を孤独へ追い詰める現代の日常をより多面的かつ切実に描き出した。W主演を務めたのは『犬も食わねどチャーリーは笑う』『春の結晶』に出演し、本作でカナザワ映画祭2023「期待の新人監督」期待の新人俳優賞を受賞した櫻井成美と、『ドクター・デスの遺産』『脳天パラダイス』に出演した他、ぴあフィルムフェスティバル PFFアワード2020で審査員特別賞を受賞した『未亡人』など自身も自主映画を監督する野村陽介。それぞれの心の痛みに苛まれながらも“共に生き延びる”方法を模索する主人公たちを繊細に演じた。

[STORY]
高校2年、冬。早崎のぶえと村木智也は仲睦まじく過ごしていた。ある夜、村木は路上で泣いていた女性を家まで送り届けるも突然女性から「お金は払うから、抱いてほしい」と頼まれてしまう。すでに断れる空気ではなく、村木はやむをえず女性を抱くことに。しかし、この経験がトラウマになった村木は、学校を休むようになる。のぶえは村木のいない日常に、孤独を募らせていく……。

『平坦な戦場で』
[2023年/日本/ステレオ/78分]R15+
出演:櫻井成美、野村陽介、玉りんど、佐倉萌、竹下かおり、安藤チカラ、つかさ、山田荘一朗、上野山圭治、金子翔、大野やすひろ、大河原恵
監督・脚本・編集:遠上恵未
© 2023/遠上恵未

★第24回TAMA NEW WAVE コンペティション部門 入選
★カナザワ映画祭2023「期待の新人監督」 期待の新人俳優賞(櫻井成美)
★うえだ城下町映画祭 第21回自主制作映画コンテスト 大賞

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
heitanna-movie.studio.site

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