MOMMY/マミー【6/13~19】*日本公開10周年記念リバイバル上映

今後の上映作品
[上映日程]2025年6月13日(金) 〜 19日(木) *休映:6/16

“ 愛と希望 どちらを捨てるか? ”

揺さぶる色彩、突き刺さる感情———ドランの魔法が心を奪う。

[INTRODUCTION]
2015年の日本公開時、多くの映画ファンの心を揺さぶった『MOMMY/マミー』が、10年の時を経てスクリーンに帰ってきます。現在では当たり前となったあの独特の1:1スクエアアスペクト比で描かれる、母と息子の愛と葛藤の物語は、今でも何ひとつ色褪せることなく、観る者の心を締めつけます。本作は、グザヴィエ・ドラン監督の名を世界に知らしめた代表作の一つ。シングルマザーのダイと衝動的な息子スティーヴ、そして彼らを見守る隣人カイラの3人が織りなす親密な人間関係。絶妙な距離感でそれぞれの心の奥深くに潜む愛を描く究極のヒューマンドラマ。家族の在り方や愛の形について深く深く考えさせられるグザヴィエ・ドラン監督の真骨頂とも言える傑作で、まさに「こころの永久保存版」 、いまこそ観るべき映画のひとつです。ファンの熱い要望で実現した今回のリバイバル上映では、劇場の大スクリーンならではの迫力ある映像と音響で、あの「ぐわーっと心が広がっていく感動」をもういちど体験していただけます。『MOMMY/マミー』の痛くも愛おしい世界観にグッと心を掴まれてしまった映画ファンにはお馴染みの「あの!」シーンが映画館の大スクリーンに再登場するという見逃せない機会となっております。この機会に、ぜひスクリーンで『MOMMY/マミー』の世界を再体験してください。

[STORY]
とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2ヶ月後、内閣はS18法案を可決する。公共医療政策の改正が目的である。中でも特に議論を呼んだのは、S-14法案だった。発達障がい児の親が、経済的困窮や、身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障したスキャンダラスな法律である。ダイアン・デュプレの運命は、この法律により、大きく左右されることになる。

『MOMMY/マミー』
[2014年/カナダ/フランス語/1:1/ドルビーデジタル/138分]PG12
監督・脚本:グザヴィエ・ドラン
出演:アンヌ・ドルヴァル、アントワン=オリヴィエ・ピロン、スザンヌ・クレマン
配給:ピクチャーズデプト
Shayne Laverdiere / (C) 2014 une filiale de Metafilms inc.

★カンヌ国際映画祭 審査員特別賞受賞
★セザール賞 最優秀外国映画賞
★カナダ・アカデミー賞9冠

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
note.com/pictures_dept

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