嘘もまことも【11/20~】

今後の上映作品
[上映日程]2026年11月20日(金) 〜 *休映:11/24、ほか

“ 私でない私が、教えてくれた ”

これは迷える大人たちが嘘からホントの自分を見つけるまでの物語

[INTRODUCTION]
磯部鉄平監督は『嘘もまことも』で、2025年開催の第21回大阪アジアン映画祭にて、観客賞を受賞。監督の過去作では『凪の憂鬱』が第37回高崎映画祭で新進監督グランプリ・最優秀新進俳優賞を受賞するなど、知る人ぞ知る群像劇の名手であり、『嘘もまことも』は、磯部監督初の全編東京撮影作品で、下町の川べりの風景を生かしての優しい人間ドラマとなっている。登場人物たちのナチュラルな会話や反応を軸にしながら、停滞期にいる人物を常に優しく描いてきた作家である。本作も、監督のサクラのバイト体験が元となっている。主人公の梨沙を演じる朝見心は、磯部が映画祭で彼女の出演作を見たことをきっかけの抜擢。嘘がつけないのに、嘘をつくという職業について、人生の機微と人間関係の複雑さに自分なりの折り合いを見つけていくヒロインを生き生きと演じている。その他のキャストもミドルエイジの実力派が集められた。磯部組は、撮影前に台本を用意するものの、クランクインをしてからは、その俳優の演技や心の動きを見ながら、磯部が台本の設定や台詞を本人に合わせて書き換え、翌朝に渡して演じてもらうという即興性の強いスタイルをとっている。そのため、ほかの作品では出てこない本人の素が役を通して垣間見え、常に自然体の演技が現れでるのが楽しい。また、ラストに流れる、odolの「years」は、監督とスタッフ、キャストの多くの賛同を得て選ばれたシーンにふさわしい歌詞となっている。

[STORY]
インテリアショップで働く梨沙(朝見心)は、店長の翔也(ミネオショウ)と恋愛中で、心配のない日々をおくっていた。ところが、母が急死して日常が一変する。彼の浮気にも気づき、人生の行き先も瞬く間に視界不良となり、心がバーンアウトして休職。見かねた親友の美優(桜木梨奈)から強引に、代行サービスのバイトに連れ出される。それは大学教授の講演の「サクラ」。その仕事振りを見て、代行サービス会社の社長、寺村(木村知貴)は梨沙を勧誘する。「君は嘘がつけない、だから嘘をつく仕事に向いている」と。その言葉に後押しされるように、代行業を始める。嘘とは知らない相手の思わぬ反応やあふれ出る感情をぶつけられて、梨沙の停滞していた日常がにわかに色づき、動き出す。梨沙が見つけた「嘘から出たまこと」とは?

『嘘もまことも』
[2025年/日本/ステレオ/104分]
出演:朝見心、木村知貴、ミネオショウ、桜木梨奈、佐野弘樹、木下紗菜、倉嶋かれん、屋敷紘子、根矢涼香
監督・脚本・編集:磯部鉄平
プロデューサー:和田裕之
エンディング曲:odol「years」作詞:ミゾベリョウ/作曲:森山公稀(UK.PROJECT)
配給:モクカ/Wisp

★2025年第21回大阪アジアン映画祭 観客賞受賞

[公式サイト]
uso

[上映時間]
*準備中

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