花椒(ホアジャオ)の味

過去の上映作品
[上映日程]1/2~14(休映:)

“ 手を取り合って営む 三姉妹の温かい味わい ”

台北、重慶、そして香港──。
父の死をきっかけに別々に育った三姉妹が出会う。
共に作る麻辣スープは、今はもう伝えられない、父への贈り物。
それぞれの人生が重なる、唯一の味。

[解説]
三姉妹の長女ユーシューを演じるのは、香港のトップスター、サミー・チェン。本作では、華のある雰囲気を抑え気味にし、芯の強い長女を演じている。次女ルージーは、台湾の女優メーガン・ライ。昨今の作品ではボーイッシュな姿を見せることも多い。クールさと可愛らしさの二面性を見事に演じ分ける。三女ルーグオは、『芳華-Youth-』のリー・シャオフォン。三女らしい素直さと、くるくる変わる表情が魅力だ。ユーシューの元婚約者クォック・ティンヤンには、サミーとの名コンビがファンの心をくすぐるアンディ・ラウ。ユーシューとの微妙な関係がもどかしい麻酔医チョイ・ホーサンに、リッチー・レン。そして三姉妹の憎めない父親ハー・リョンには、歌手・俳優として活躍を続けるベテラン、ケニー・ビー。エイミー・チャンの小説「我的愛如此麻辣」を元に、感動的な三姉妹の物語を撮ったのは、ヘイワード・マック監督。監督の才能にほれ込み、プロデューサーを、ヴェネチア映画祭功労賞の金獅子賞を受賞したアン・ホイが担当。

[あらすじ]
旅行代理店で働くユーシューの許に「父が倒れた」という知らせが入る。病院に駆け付けた時には、既に亡くなっていて、話も出来なかった。久しぶりに父リョンの火鍋店「一家火鍋」へ行き、遺品の携帯を見ていると、自分とよく似た名前があるのに気づく。葬儀の日、黒い服を着たクールなルージーが台北から、オレンジの髪の元気なルーグオが重慶から出席し、これまでお互いの存在を知らなかった三姉妹が、初めて顔を合わせる。すぐに打ち解けた3人は、思い思いに父の思い出を話し出す。火鍋店はまだ賃貸契約が残っていて、従業員もいる。ユーシューは、火鍋店を継ごうと決心するのだが…。

『花椒(ホアジャオ)の味』
[2019年/香港/広東語・北京語/シネマスコープ/118分]G
出演:サミー・チェン、メーガン・ライ、リー・シャオフォン、リウ・ルイチー、ウー・イエンシュー、リッチー・レン、ケニー・ビー、アンディ・ラウ
プロデューサー:アン・ホイ、ジュリア・チュー
脚本・監督:ヘイワード・マック
音楽:波多野裕介
配給:武蔵野エンタテインメント株式会社
©️ 2019 Dadi Century (Tianjin) Co., Ltd. Beijing Lajin Film Co., Ltd. Emperor Film Production Company Limited Shanghai Yeah! Media Co., Ltd. All Rights Reserved.

[公式サイト]fagara.musashino-k.jp

 

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