野火

過去の上映作品
[上映日程]11/24 「うえだ平和映画祭2019」にて1日限定上映!

“ なぜ大地を血で汚すのか ”

第2次大戦末期のフィリピン・レイテ島。
島を彷徨う敗兵は、その地で何を見たのか──。

[解説]
1959年に市川崑により映画化された大岡昇平の同名小説を塚本晋也の監督、脚本、製作、主演により再び映画化。戦場という異常な空間で極限状態に追い込まれた人間たちが描かれる。

[あらすじ]
第二次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は追い出され、ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。そして原野を彷徨うことになる。空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、田村が見たものとは・・・

[監督の言葉]
戦後70年で公開しました『野火』。そのときすでに戦争にいかれた方々はほぼいらっしゃらなくなり、戦場での恐ろしいできごとが忘却の彼方に消し去られようとしていました。
それから丸4年。記憶はさらに遠くなり、戦争で起こったことはさらに遠くへ押しやられ、戦争の痛みを想像することができずにその道に突き進んでしまうことへの不安を感じます。さまざまな考え方がありますが、まずは『野火』を見ていただき、戦争の実際の恐ろしさを体で知っていただく──。その必要を感じています。
常に考えていなければいけないことではありますが、せめて1年に一度、戦争で起こったことを想像していただく機会にしていただけたら、と思います。
そこには絶対近づかないようにするために──。
ぜひ、劇場の大きなスクリーンと音響で、体感してくださいませ。
(塚本晋也)

『野火』
[2014年/日本/カラー/87分]PG12
原作:大岡昇平「野火」
出演:塚本晋也、リリー・フランキー、中村達也、森優作
監督・脚本・編集・撮影・製作:塚本晋也
製作:海獣シアター
配給:新日本映画社
ⓒ SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

公式サイト:nobi-movie.com

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