花腐し

過去の上映作品
[上映日程]11/10~12/1(休映:11/13、19~20、27)
*11月18日(土)13時の回の上映後、本作監督の荒井晴彦さんと、本作原作の松浦寿輝さんによる舞台挨拶を実施致します(要予約)

“ 朽ちてなお、生きていく ”

芥川賞受賞作「花腐し」を荒井晴彦が大胆に脚色
ふたりの男とひとりの女が織りなす、切なくも純粋な愛の物語

[STORY]
斜陽の一途にあるピンク映画業界。栩谷は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。
梅雨のある日、栩谷は大家から、とあるアパートの住人への立ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関は、かつてシナリオを書いていた。映画を夢見たふたりの男の人生は、ある女優との奇縁によって交錯していく。

[INTRODUCTION]
原作は第123回芥川賞に輝いた松浦寿輝による同名小説。『Wの悲劇』(84)や『ヴァイブレータ』(03)などを手がけ、日本を代表する脚本家のひとりである荒井晴彦が、数多くの賞を受賞した『火口のふたり』(19)に続く自身4作目の監督作品として選んだ本作で、“ピンク映画界の斜陽”という原作にはないモチーフを脚本に取り入れ、映画作家としての“超訳”に挑んだ。
主人公・栩谷に綾野剛、相対する伊関に柄本佑、そしてふたりとの奇縁を結ぶ女優・祥子にさとうほなみがそれぞれ扮し、ふたりの男とひとりの女が織りなす、切なくも純粋な愛の物語が誕生した。

『花腐し』
[2023年/日本/ビスタサイズ/モノクロ・カラー/5.1ch/137分]R18+
出演:綾野剛、柄本佑、さとうほなみ
監督:荒井晴彦
原作:松浦寿輝「花腐し」(講談社文庫)
脚本:荒井晴彦、中野太
配給:東映ビデオ
©2023「花腐し」製作委員会

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