映劇レポート:職場体験

お知らせ

先日、市内の小学校から6年生の職場体験を受け入れてくれませんか?という依頼をお受けした上田映劇。映劇再始動後、初の職場体験受け入れについてレポートをお送りします。

ようこそ!上田映劇へ
当日は小学校6年生の男の子2人が来てくれました。
まずは支配人が劇場を案内しながら上田映劇がどういう場所なのかを説明。「上田映劇に来たことはあるかな?」という支配人の質問に「『この世界の片隅に』を観に来たことがある」と答えてくれた生徒さん。「またやるからね」と『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』をすかさずお知らせする支配人。一通り説明を終え、早速2人には映画館のお仕事のひとつ〈もぎり〉をしてもらいました。扉の前に立ち、チケットをもぎり、中へご案内。初めてながらしっかりもぎれてました。

映画の上映中は意外と忙しい!
上映が始まり、今度は〈チラシ〉関連のお仕事を2人にお願いしました。毎月配布してる上田映劇ジャーナル。そのジャーナルと一緒に配るチラシのセットを作ること、そしてチラシの裏にはんこを押して上映開始日入れるお仕事。2人でそれぞれの仕事を交代しつつ、休憩しつつ、お話ししつつ、話題は上映中の『最初の晩餐』へ。この作品が上田で撮られたこと、有名な俳優さんたちが上田に来てこの映画の撮影に挑んだこと、ロケ地についての話など関心を持って聞いてくれました。そして映画の上映が終わり、2人には場内清掃と落し物チェックをそれぞれお願いしました。終わり次第、次の回のもぎりを行ってといった具合になかなかに忙しい午前中でした。

映画館の職場体験ならではの経験を!
お昼休憩をしっかり取り、さあ、午後のお仕事。まずはパソコンを使って〈ポップ〉を作ってもらいました。館内/館外に貼っているポスターに上映期間をお知らせするポップを作って貼るお仕事。「これ(ポップ)は元々貼ってあるんじゃないんだ」という生徒さんの呟きを聞き逃さなかった支配人。「映画館によって上映が始まる日が違うからね。劇場でこうやって作って貼るんだよ」と説明していました。
〈ポップ〉のお仕事を終え、2階の映写室に移動。次のお仕事は〈フィルムの編集作業〉です。現在、上田映劇ではデジタル上映のためフィルムでの上映はあまりないのですが、この機会にフィルムに触れて欲しいという支配人の意向により職場体験のラストに組み込まれました。フィルムの説明や現在主流の
DCPの説明、映画上映に纏わるあれこれを一通り説明した後、作業へ。緊張しながらも無事にフィルムを繋げられた2人。自分の手で繋げた部分をプレゼントすると嬉しそうに、そして興味深そうに何度もフィルムを明かりにかざして見つめていました。最後に実際にフィルムの映写機が動いてる姿を2人に見てもらい、職場体験は無事終了となりました。

初めての職場体験を終えて
「中学2年生の時にでんき館(上田映劇の姉妹館)で職場体験した僕が今度は上田映劇で職場体験を受け入れる側になるなんて感慨深いな」職場体験の話をお受けした直後、長岡支配人はこう語っていました。今回実際に職場体験を受け入れてみてどう感じたか聞いてみると「普段なかなか見られない映画館の裏側を見てもらって、普段の映画の見方も変わったらいいなと思いました。また映画館の仕事を知ってもらうことも大事だけど、100年以上の歴史がある街の劇場の舞台裏を見てもらったということだけでも、未来ある子供達にとってはとても価値のあることだと思います」とのこと。また職場体験を受け入れてみたいか聞いてみると「そうですね」と微笑んだ長岡支配人でした。

(スタッフカードの裏に現在上映中の作品の中から気になる映劇はんこを押してもらい、お土産としてお渡ししました)

【カメラマン&執筆者】
もぎりのやぎちゃん

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