【レポート】「家族を主役に映画を作ってみよう!」映画制作ワークショップ

お知らせ

“えいげきのなつやすみ”の企画として、親子で楽しむ映画制作のワークショップを
8月11日(金)、12日(土)の2日間開催しました。
先生は上田で撮影し、上田映劇で1ヶ月のロングラン上映した映画【最初の晩餐(ばんさん)】の常盤司郎(ときわしろう)監督です。
7人の子供たちと11人の保護者のみなさんが参加し、暑い夏に負けないくらい熱くて楽しいイベントとなりました。

1日目

【映画のつくり方】

1日目は、映画のつくり方を常盤監督が子供たちに、わかりやすく教えてくれました。
子供たちはもちろんですが、保護者のみなさんも常盤監督のお話に興味津々です。
正直、子供たちが短い時間の中で、物語をつくるのはちょっと難しそうだなと思っていました。
子供たちも最初はなんだか少し不安げな表情です。
そこで、常盤監督が【最初の晩餐】の焼き芋でたき火が爆発してしまったシーンは、
常盤監督の子供の頃の思い出が元になっていると教えてくれました。
「お話しの種はみんなの中にあるんだよ」と。

─そうか、自分の体験からお話しをつくればいいんだ。

これで、みんなの緊張も解けてきたようです。
早速、お話しの”種”となる子供たちの「家族の夏の思い出」を発表してもらい、
映画にできそうなエピソードをみんなで話し合いながら、物語を組み立ていきます。


ロケ地を地図と写真を見ながら検討中

お話しの流れが決まったところで、ロケ地を決め、本日一番盛り上がった、配役を決めるオーディションに。車での夫婦げんかのシーンを、保護者のみなさんに実際に演技してもらいました。保護者のみなさんもノリノリで演技をし、子供たちも大笑い。
お母さんの怒っている迫真の演技で、山田さんご夫婦に満場一致で決定です!


オーディションの様子

2日目

【撮影】

さあ、いよいよ撮影スタート。子供たちは監督・助監督・カメラマン・スクリプター(記録係)・俳優を担当します。自らこの役をやりたいと立候補した担当なので、みんなやる気満々です。夏の炎天下の中、さまざまシーンを撮影していきました。

担当は立候補した役以外も体験してもらおうと、時々交代をしてもらいましたが、大人が言わなくても、担当の子が初めての子に教えてあげています。
“映画はチームで作るもの” 子供たちは教えられなくても体験の中で、そのことを自然と学んでいくのだなと感心しました。

【編集】

撮影も無事に終わり、次は編集です。今回は常盤監督がつないだものを見ながら、編集の仕方などを学んでいきます。映画のタイトル決めでは、子供たちの意見がぶつかり、1時間以上も続く白熱の話し合いとなりました。

【上映】

そして、いよいよ上映です。
子供たちも大人たちもドキドキワクワクです。
迫真の演技に拍手!エンドロールに、自分の名前が出るとみんな誇らしげな顔をしています。そして、子供たちがどうしても入れたかったモスラ対羊(参加者の山浦拓己くんが夏休みに工作したジオラマ)の対決シーンでは、会場中が大笑い。とても賑やかな上映会となりました。


【家族の思い出2023 -消えた夏花火-】ワンシーンより

子供たち向けのワークショップでしたが、保護者のみなさんも子供たち以上に楽しんでいて、「夏休みの親子の素敵な思い出になりました」とみなさんからもお声をいただき、スタッフ一同もうれしい限りでした。

2日間のワークショップ終えて常盤監督は、
「自由に発想して、それをカタチにすることの喜びを子供たちに知って欲しかった。こだわりを持って撮影してくれてよかったと思います。自分が面白いと思ったことを貫いて、周りの人間を巻き込んでいくことは、映画づくりに限らず、社会のなかでも必要なスキルだと思う。来年も成長したみんなに会えるのを楽しみにしています!」

次回はぜひ、みなさんも参加して楽しんでいただければ思います。

最後に、制作にご協力いただいたHanaLab.のみなさん。ボランティアとして2日間手伝ってくれた大井真結美さんに本当に感謝いたします。

スタッフ:原悟(上田映劇)・直井恵(上田映劇)・常盤司郎・中川美音子(執筆)

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