やすらぎの森【6/26~7/9】

今後の上映作品
[上映日程]6/26~7/9(休映:6/28、7/5)

“ 雨のように鳥が降り
 やがて、悲しい雨は愛に変わる ”

世捨て人たちが密かに暮らす、カナダ・ケベック州の深い森──
ある日、精神科療養所に60年間いたという老婦人がやってきて・・・
湖のほとりで優しく穏やかに紡がれる、心にしみこむ愛と再生の物語。

[解説]
カナダ10州の中で最も広大な面積を誇り、フランス語を公用語とするケベック。国際的な多文化都市モントリオールを擁するケベックは映画製作も盛んに行われ、ドゥニ・アル カン、ドゥニ・ヴィルヌーヴ、グザヴィエ・ドランといった世界的なフィルムメーカーを輩出してきた。そのケベックから新たに届いた『やすらぎの森』は、カナダのアカデミー 賞にあたるカナダ・スクリーン・アワードで5部門にノミネート(助演男優賞受賞)されたヒューマン・ドラマだ。新たな出逢いと湖畔での穏やかな共同生活。80代の男女を主人 公に迎え、人生の晩年をいかに生きるかというテーマを詩情豊かに綴る、愛と再生の物語が誕生した!ジェルトルード/マリー・デネージュを演じるのは、金髪とクラシックな美貌を持つがゆえに“ケベックのカトリーヌ・ドヌーヴ”とも呼ばれたアンドレ・ラシャペル。カナダの演劇、映画、テレビ界で約70年のキャリアを築いたこの名女優は、惜しくも2019年11月に他界し、本作が遺作となった。世捨て人のひとり、チャーリー役には本作でカナダ・アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたジルベール・スィコット、親友のトム役にドゥニ・アルカン監督作品『みなさん、さようなら』(03)の主演俳優としても名高いレミー・ジラールが扮し、ケベックの名優たちが集結した。監督は、本作が3本目の長編劇映画となったケベック出身のルイーズ・アルシャンボー。本作の舞台でもあるケベック州アビティビ在住の作家、ジョスリーヌ・ソシエがフランコフォニー5大陸賞を受賞した原作小説に感銘を受け、登場人物の息づかいや自然の鼓動までも伝わる繊細な世界観を見事に作りあげている。

[あらすじ]
カナダ・ケベック州、人里離れた深い森。湖のほとりにたたずむ小屋で、年老いた3人の男性が愛犬たちと一緒に静かな暮らしを営んでいた。それぞれの理由で社会に背を向け、世捨て人となった彼らの前に、思いがけない来訪者が現れる。その80歳の女性ジェルトルードは、少女時代に不当な措置によって精神科療養所に入れられ、60年以上も外界と隔絶した生活を強いられてきたのだった。世捨て人たちに受け入れられたジェルトルードは、マリー・デネージュという新たな名前で新たな人生を踏み出し、澄みきった空気を吸い込みながら、日に日に活力を取り戻していく。しかし、その穏やかで温かな森の日常を揺るがす緊急事態が巻き起こり、彼らは重大な決断を迫られていくのだった…。

『やすらぎの森』
[2019年/カナダ/フランス語/スコープサイズ/126分]G
監督・脚本:ルイーズ・アルシャンボー
原作:「Il Pleuvait des Oiseaux」ジョスリーヌ・ソシエ著 
出演:アンドレ・ラシャペル、ジルベール・スィコット、レミー・ジラール
原題:Il Pleuvait des Oiseaux 英題:And the Birds Rained Down
日本語字幕:手束紀子 
後援:カナダ大使館、ケベック州政府在日事務所
配給・宣伝:エスパース・サロウ
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◎公式サイト:yasuragi.espace-sarou.com

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