馬三家からの手紙

過去の上映作品
[上映日程]9/12~20(休映:9/14)

“ 私を殺さないでください ”

恐怖からの脱出。それは一通の手紙から始まった。
人権迫害を続ける中国の現在を明かす。

[解説]
アメリカで偶然発見された中国からの1通の手紙により、中国の強制労働施設の実態が暴かれる様子を追ったドキュメンタリー。施設に収監され過酷な状況に追い込まれながらもSOSを送った孫毅氏を映し出す。カナダで中国の人権侵害問題に取り組む映画製作者のレオン・リーが監督を務め、孫毅氏の妻・付寧さんも出演。2018年、北米最大のドキュメンタリー映画祭Hot Docsにてプレミア上映。以来、世界の映画祭で数々の賞を獲得した。

[あらすじ]
米オレゴン州に住む女性ジュリー・キースがスーパーで購入した「中国製」のハロウィーンの飾りの箱に忍び込まれたSOSの手紙を見つけるところから「馬三家の手紙」は始まる。手紙は政治犯として捉えられた孫毅(スン・イ)が中国で恐怖の城と言われた馬三家(マサンジャ)労働教養所の中で書かれたものだった。8000キロ以上の旅を経てクシャクシャになった紙には、信念のために収監され、拷問・洗脳されている状況が詳細に書かれていた。このメッセージは次々と広まり、中国の労働教養所制度を閉鎖させるまでに至った。しかし、これでストーリーは終わらなかった・・・

『馬三家からの手紙』
[2018年/カナダ/ビスタ/76分]
原題:LETTER FROM MASANJIA
製作:フライング・クラウド・プロダクション
プロデュース/監督:レオン・リー(LEON LEE)
撮影:孫毅(スン・イ)/マルカス・フン
字幕翻訳:鶴田ゆかり
字幕監修:阿古智子
配給:グループ現代
©2018 Flying Cloud Productions, Inc.

◎公式サイト:masanjia.com

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