狼煙が呼ぶ

過去の上映作品
[上映日程]9/25~10/8(休映:9/27、10/4)

“ 16分のカクシン。”

少女が家の蔵で見つけた拳銃は、神社に集まった男たちが知っていた・・・

[解説]
2019年4月に拳銃の不法所持で逮捕され、不起訴処分になった豊田利晃監督が、その体験をベースに描いた16分の短編時代劇。ある少女が家の蔵で見つけた古びた一丁の拳銃。少女が手にしたその拳銃から、拳銃をめぐるさまざまな過去の因果がよみがえってくる。

[豊田利晃監督のコメント]
~想像力の自由のために~
2019年4月18日、拳銃不法所持で僕は逮捕されました。その拳銃は祖父が戦争中に自分の身を守るために使っていた拳銃。父親は祖父の拳銃を形見として引き取り、ずっと大切に持っていました。実家を処分したとき、その錆ついて動かない、YOUNG AMERICAというリボルバーが僕の家へ送られて来ました。僕には父の想いが詰まった拳銃を捨てることはできませんでした。法という権力は想いより強いのか? 本当に想いが負けたのか? そのことについて、物語を作る者として釈然としない気持ちが残りました。この事件に対して、映像で意志を返答したいと思い、この企画を考えました。
映画監督は映画で返答する。創造することを楽しもう。いつまでも。権力のない想像力は無限の未来を夢見る。そのことを信じて。

『狼煙が呼ぶ』
[2019年/日本/カラー/16分]
出演:渋川清彦、浅野忠信、高良健吾、松田龍平、中村達也、伊藤雄和(オールディックフォギー)、仲野茂(アナーキー)、村上正人(アスフォート)、切腹ピストルズ、MIU
企画・プロデューサー・監督・脚本・編集:豊田利晃
音楽:切腹ピストルズ
エグゼクティブプロデューサー:出原知之
プロデューサー:村岡伸一郎
撮影:笠松則通
美術:渡辺大智
衣裳:宮本まさ江
メイク:佐藤光栄
助監督:佐和田惠
制作担当:鍋島章浩
特機:小塚和也    
サウンドデザイナー:北田雅也
スチール:菊池修、名越啓介
デザイン:大橋修 
©IMAGINATION

◎公式サイト
 imaginationtoyoda.com/norosigayobu

◎鑑賞料金:狼蘇山3部作をご鑑賞のお客様は3本で¥1,800 *その他通常通り

 

ピックアップ記事

関連記事一覧

Facebook