遺灰は語る【7/8~】*ベルリン国際映画祭国際映画批評家連盟賞受賞作 今後の上映作品 [上映日程]7/8~(休映:未定) “ わたしは見た。何を? ”独裁者ムッソリーニがローマから手放さなかった、あるノーベル文学賞作家の遺灰。戦後、その遺灰が、ようやく故郷シチリア島に帰ることになるが・・・ [STORY] ローマからシチリアへ。 トラブル続きの旅のなか、遺灰が見たものは? 映画の主人公は、1936年に亡くなったノーベル賞作家ピランデッロの“遺灰”である。死に際し、「遺灰は故郷シチリアに」と遺言を残すが、時の独裁者ムッソリーニは、作家の遺灰をローマから手放さなかった。戦後、ようやく彼の遺灰が、故郷へ帰還することに。ところが、アメリカ軍の飛行機には搭乗拒否されるわ、はたまた遺灰が入った壺が忽然と消えるわ、次々にトラブルが…。遺灰はシチリアにたどり着けるのだろうか──?! [INTRODUCTION] ユーモアと。美しさと。 名匠タヴィアーニが、わずか90分に戦後史と人間の運命を凝縮した傑作。 『父/パードレ・パドローネ』『カオス・シチリア物語』『グッドモーニング・バビロン!』などで知られる世界的な名匠タヴィアーニ兄弟の現在91歳の弟パオロが初めて一人で監督(2018年に兄ヴィットリオは死去)。“遺灰”の旅は、熱情とユーモアを持って描かれ、イタリアの戦後史をも語る。そのモノクローム映像の美しさ、音楽の美しさ、ゆったりした語り。わずか90分に映画の豊かさが凝縮されている。 『遺灰は語る』 [2022年/イタリア/モノクロ&カラー/90分]PG12 原題:Leonora Addio 監督・脚本:パオロ・タヴィアーニ 出演:ファブリツィオ・フェッラカーネ、マッテオ・ピッティルーティ、ロベルト・エルリツカ(声) 字幕:磯尚太郎/字幕監修:関口英子 配給:ムヴィオラ 後援:イタリア大使館 特別協力:イタリア文化会館 © Umberto Montiroli [上映時間] *準備中 [公式サイト] moviola.jp/ihai Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 今後の上映作品 アダマン号に乗って【7/8~】*ベルリン国際映画祭金熊賞《最高賞》受賞作 プチ・ニコラ【7/1~23】*「週末こども映画館」7月の選定作品/「うえだ... ピックアップ記事 現在上映中の作品 シャンタル・アケルマン映画祭2023【6/3~15】*特集上... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 それでも私は生きていく【6/10~】*来場者プレゼントあり/... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 RRR【1/14~】*来場者プレゼントあり/「うえだ子どもシ... 現在上映中の作品 関連記事一覧 今後の上映作品 古の王子と3つの花【8/11~】*「週末こども映画館」対象作... 今後の上映作品 追悼 ジャン=リュック・ゴダール映画祭【6/16~7/6】*... 今後の上映作品 アダマン号に乗って【7/8~】*ベルリン国際映画祭金熊賞《最... 今後の上映作品 プチ・ニコラ パリがくれた幸せ【7/15~】*アヌシー国際ア... 今後の上映作品 小説家の映画【7/29~】 今後の上映作品 シモーヌ フランスに最も愛された政治家【8/26~】 今後の上映作品 ダークグラス【6/24~】*ベルリン国際映画祭プレミア上映作... 今後の上映作品 GODARD CINEMA(英題)【順次】*ヴェネツィア国際...