オルガの翼 *「週末こども映画館」対象作品

過去の上映作品
[上映日程]10/29~11/4(休映:10/31)

“ わたしは跳ぶ、この痛みを刻みつけて。”

生きるため、故郷ウクライナを去った15歳のオルガ。彼女が切り拓く運命とは———

[INTRODUCTION]
ロシアが侵攻する前に何が起きたのか──?
マイダン・デモ参加者が現地で撮影した映像の緊張感。プロのアスリートの鍛え上げられた肉体が生み出す迫力と躍動感。その場に居合わせたかのような圧倒的な映像で、今、わたしたちが知るべき事実を映し出す。

マイダン革命の映像は、全て実際にデモ参加者がスマートフォンで撮影した映像を使用。主演のアナスタシア・ブジャシキナは2001年ルハンシク生まれ、欧州選手権出場歴のある本物のアスリート。初演技にして強烈な存在感を放つ。彼女のほか、トップを目指す少女たちを国際大会出場レベルのプロのアスリートたちが演じている。体操シーンの撮影は練習のペースに合わせて行われ、ドキュメンタリーかと見紛うほど。

1994年生まれの新たな才能、エリ・グラップ、初長編監督作にしてカンヌ国際映画祭SACD賞受賞の快挙!
ウクライナのバイオリン奏者からユーロマイダン革命の話を聞いたグラップ監督が、深く心を動かされ、製作に着手。2016年の脚本執筆から5年をかけて完成させた。

[STORY]
2013年、ユーロマイダン革命直前のキーウ。欧州選手権出場を目指しトレーニングに励む15歳の体操選手オルガは、ヤヌコーヴィチ大統領の汚職を追及するジャーナリストの母と共に何者かに命を狙われる。身の安全のためウクライナを離れたオルガは、父の故郷スイスのナショナル・チームに。SNSを通じ、革命で変わり果てた街や家族・友人が傷つく姿を遠くから見るしかないオルガ。しかし彼女も欧州選手権出場のため、ウクライナの市民権を手放さなければならず──。政情が刻々と変化しオルガの心は大きく揺れる。彼女が最後に下した決断とは──。

『オルガの翼』
[2021年/フランス=スイス=ウクライナ/ウクライナ語・ロシア語・仏語・独語・伊語・英語/90分]
監督:エリ・グラップ
出演:アナスタシア・ブジャシキナ、サブリナ・ルフツォワ
提供:パンドラ+キングレコード
配給:パンドラ
© 2021 POINT PROD – CINÉMA DEFACTO

[鑑賞料金]
「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,200円/その他通常通り

[上映時間]

[公式サイト]
pan-dora.co.jp/olganotsubasa

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