トムボーイ *「週末こども映画館」対象作品/「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品

過去の上映作品
[上映日程]2/19~3/4(休映:2/21、28)

“ きみの名前は? ”

真実か、挑戦か? 挑戦だ!
『燃ゆる女の肖像』で世界を席巻したフランスの俊英、
セリーヌ・シアマ監督の長編2作目がついに劇場公開!

[INTRODUCTION]
『トムボーイ』は2019年のカンヌ国際映画祭で脚本賞とクィア・パルム賞を受賞した『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督の長編2作目。長編デビュー作『水の中のつぼみ』が高い評価を得た監督が、「前作とは別の方法を試したい」という志のもと20日間で撮影を行った。2011年ベルリン国際映画祭でのプレミア上映では絶賛と共に迎えられ、テディ賞審査員特別賞を受賞。低予算のインディペンデント作品ながら、本国フランスでの劇場公開時には30万人を動員する大ヒットを記録した。『トムボーイ』の主人公は、引っ越し先で「ミカエル」と名乗り、新たに知り合った友人たちとの間で男の子として過ごそうとするロール。やがてミカエルに特別な視線を向けるリザとの関係が深まっていくと同時に、友人や家族たちとの間にも変化が訪れ…。『「女の子が男の子になりすます」という物語は、長いこと私の頭の中にありました』とセリーヌ・シアマ監督が語る通り、主人公に寄り添った目線とユーモアを以て、ひと夏の挑戦が描かれる。ロール/ミカエルを演じるのはゾエ・エラン。オーディションの初日に彼女と出会った監督をして「逸材だった」と言わしめる、唯一無二の存在感でスクリーン中を駆け回り、我々を魅了する。ロール/ミカエルの愛らしい妹ジャンヌをマロン・レヴァナ、大人びた雰囲気の少女リザをジャンヌ・ディソンが演じる。

[STORY]
夏休み、家族と共に新しい街に引っ越してきた10歳のロール。引っ越し先で「ミカエル」と名乗り、新たに知り合ったリザたちに自分を男の子だと思い込ませることに成功する。やがてリザとは2人きりでも遊ぶようになり、ミカエルとしての自分に好意を抱かれていることに葛藤しつつも、お互いに距離を縮めていく。しかし、もうすぐ新学期。夏の終わりはすぐそこまで近づいているのだった…。

『トムボーイ』
[2011年/フランス/フランス語/82分]PG12
監督:セリーヌ・シアマ
出演:ゾエ・エラン、マロン・レヴァナ、ジャンヌ・ディソン
原題:Tomboy
配給:ファインフィルムズ
© Hold-Up Films & Productions/ Lilies Films / Arte France Cinéma 2011

[公式サイト]
finefilms.co.jp/tomboy

[鑑賞料金]
「週末こども映画館」対象作品につき、高校生以下¥500/お子様同伴の大人1名1,200円/*その他通常通り

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