アトランティス/リフレクション 過去の上映作品 [上映日程]10/15~21(休映:10/17) “2014年、侵略戦争のはじまり” と “2025年、戦争終結後の近未来”戦禍に見舞われたウクライナの真実を描く、今こそ見るべき物語いま最も注目を浴びるウクライナの才能ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督、2作同時・緊急劇場公開! [INTRODUCTION] 2025年を舞台に、元兵士の“生”のはかなさと“愛”の尊さを描いた近未来のディストピア映画『アトランティス』と、敵の捕虜となった外科医の運命を、純真な少女の視点を交え、驚くべきショットの連続で凝視した『リフレクション』。『アトランティス』では“戦争終結後”が、『リフレクション』では“侵略戦争のはじまり”が描かれ、今年2月24日のロシアによる全面侵攻開始のはるか前から戦争が行われ、ウクライナはその脅威にさらされてきたという事実を我々に知らしめる。これまでウクライナが辿ってきた過去と、これから辿るであろう未来。かすかな希望のありかを模索しながら研ぎ澄まされた写実性と様式美で映し出した珠玉の2作を今こそ目撃してほしい。 なお、2月以降、ヴァシャノヴィチ監督はカメラを携え、戦禍の現実を撮影していると伝えられている。彼の無事を祈らずにいられない。 本2作品の売上の一部は、ウクライナの映画人を支援する International Coalition for Filmmakers at Risk (リスク下にある映画人との国際連帯)へ寄付されます。 [上映時間] [公式サイト] atlantis-reflection.com アトランティス [2019年/ウクライナ/ウクライナ語/シネスコ/5.1ch/109分] 監督・脚本・撮影・編集・製作:ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ 出演:アンドリー・ルィマルーク、リュドミラ・ビレカ、ワシーリ・アントニャク 原題:Атлантида/英題:Atlantis 日本語字幕:杉山緑/字幕監修:梶山祐治 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム ©Best Friend Forever 2025年、戦争終結から1年後のウクライナ。 この先を予言する、今こそ見るべき物語 ロシアとの戦争終結から1年後の2025年。戦争で家族を亡くし、唯一の友人も失った孤独な主人公セルヒーが、兵士の遺体発掘、回収作業に従事するボランティア団体の女性との出会いをきっかけに、自らが“生きる”意味と向き合っていく姿を描く。死に覆いつくされた世界を漂流する生のはかなさと、そこに芽生えた愛の尊さをサーモグラフィー・カメラが鮮烈に映し出す。 リフレクション [2021年/ウクライナ/ウクライナ語・ロシア語/シネスコ/5.1ch/126分] 監督・脚本・撮影・編集・製作:ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ 出演:ロマン・ルーツキー、アンドリー・ルィマルーク、ニカ・ミスリツカ 原題:Відблиск/英題:Reflection 日本語字幕:額賀深雪/字幕監修:梶山祐治 提供:ニューセレクト 配給:アルバトロス・フィルム ©Arsenal Films, ForeFilms 2014年、ウクライナ侵略戦争のはじまり。 魂の回復を描く、今こそ見るべき物語 クリミア侵攻が始まった2014年。従軍医師のセルヒーは、東部戦線で人民共和国軍の捕虜となり、悪夢のような非人道的行為を経験。やがて首都キーウに帰還したセルヒーが、失われた日常を取り戻そうと苦闘する姿を、娘ポリーナとの触れ合いを軸に見すえていく。戦争と平和、生と死、肉体と魂、そして贖罪。深遠なる多義性に富んだ本作には、ヴァシャノヴィチ監督の並外れた才気が凝縮されている。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 ベイビー・ブローカー *12月のオープンダイアローグ対象作品 『カナルタ 螺旋状の夢』太田光海 監督 舞台挨拶付上映実施のお知らせ。 ピックアップ記事 現在上映中の作品 走れない人の走り方【12/6~12】*舞台挨拶あり 現在上映中の作品 現在上映中の作品 博士の綺奏曲【12/6~12】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ポライト・ソサエティ【11/29~12/12】 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 世界一と言われた映画館 過去の上映作品 ボイリング・ポイント/沸騰 *12月のPICK UP MOV... 過去の上映作品 プチ・ニコラ パリがくれた幸せ *「週末こども映画館」対象作... 過去の上映作品 君を想い、バスに乗る 過去の上映作品 骨を掘る男 過去の上映作品 ボブ・マーリー ラスト・ライブ・イン・ジャマイカ レゲエ・サ... 過去の上映作品 マリの話 過去の上映作品 長くつ下のピッピ[HDリマスター完全版]*「週末こども映画館...