旅人の必需品【12/5~】月刊 ホン・サンス Vol.1/ベルリン国際映画祭 銀熊賞 受賞作品

今後の上映作品
[上映日程]2025年12月5日(金) 〜 *休映:

“ 詩、マッコリ、年下のボーイフレンド。”

風変わりな方法で韓国人にフランス語を教える女のミステリアスな一日を描くコメディドラマ

[INTRODUCTION]
1996年の長編デビュー作『豚が井戸に落ちた日』から30年。これまで30本以上の監督作を発表し、近年はさらなるハイペースで自身のフィルモグラフィを更新し続けるホン・サンス。韓国のソウルに生まれ、アメリカで美術を学んだホン・サンスは、大作商業映画からは距離を置いた映画の製作体制を築き、ベルリン国際映画祭での5度の受賞をはじめ、カンヌ、ヴェネツィア、ロカルノなど数々の国際映画祭で活躍し唯一無二の存在感を示してきた。
ホン・サンス監督のデビュー30周年を記念して、2025年11月から2026年3月までの5カ月間、最新作を含む新作5本を月替わりで公開する「月刊ホン・サンス」を開催。幕開けを飾るのは、イザベル・ユペールがソウルにやってきたミステリアスな旅人を演じる『旅人の必需品』。ソウルを舞台に描かれる二人の異邦人の物語を堪能できる。

[STORY]
ソウルを旅する謎めいたフランス人女性イリス。フランス語の個人レッスンをしている彼女は、生徒たちの家を渡り歩くが、あまりに風変わりな教え方に、人々はみな戸惑うばかり。レッスンが終わると、彼女は年下のボーイフレンドの家へと帰っていく。イリスは何をしに韓国へやってきたのか。なぜフランス語を教えているのか。韓国の国民的詩人・尹東柱(ユン・ドンジュ)の詩に触れるなかで、徐々に彼女の謎に満ちた日常が浮かび上がっていく。

『旅人の必需品』
[2024年/韓国/韓国語・フランス語・英語/16:9/ステレオ/90分]
脚本・監督・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス
出演:イザベル・ユペール、イ・ヘヨン、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、ハ・ソングク、キム・スンユン
原題:여행자의 필요/英題:A Traveler’s Needs
配給:ミモザフィルムズ
©2024Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.

★2024年ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)受賞

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
gekkan-hongsangsoo

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