アニタ 反逆の女神【11/14~】

今後の上映作品
[上映日程]2025年11月14日(金) 〜 *休映:未定

「ローリング・ストーンズの女」は誰よりもロックだった

自由、愛、情熱
嵐の時代を生き抜いた炎の不死鳥

[INTRODUCTION]
ローリング・ストーンズのミューズであり共作者、女優、モデル、ボヘミアン・ロック・シックを生み出したファッションアイコン、そして愛情深い母親でもあったアニタ・パレンバーグ(1944-2017)。
1960年代から70年代の文化や風俗に多大な影響を与えた彼女の、波乱に満ちた人生が明らかに。
彼女は1965年ストーンズの公演を観に行き、リーダーのブライアン・ジョーンズと恋に落ちる。横恋慕するキース・リチャーズ、映画で共演したミック・ジャガーも彼女のとりこに。ブライアンの死後、キースとの間に三児をもうけるが末っ子を生後10か月で亡くす。ドラッグの問題もあり逃げるように引っ越しを繰り返すファミリーには、さらなる決定的な悲劇が待っていたー。しかし嵐の渦巻く地獄からアニタは不死鳥のごとくよみがえるー。
本人の死後発見された未発表の回顧録の言葉(声:スカーレット・ヨハンソン)を用いながら、息子マーロン、娘アンジェラ、そして彼らの父キース・リチャーズが、愛おしくも痛切な家族の秘話を語る。
先ごろ(2025年1月30日)亡くなった、ミックの恋人でありアニタと親友でもあったマリアンヌ・フェイスフル、アニタを崇拝するケイト・モスらがアニタの影響力のとてつもない大きさ深さを物語る。
未公開のホーム・ムービーや家族写真から浮かび上がる、ストーンズと過ごした激動の日々とその後の年月。
アニタ・パレンバーグは常に状況に立ち向かい新しい価値観を創造する女性だった。本作は、息子マーロン・リチャーズがそんな母に捧げるべく製作総指揮を務めた。

『アニタ 反逆の女神』
[2024年/アメリカ/英語・フランス語・ドイツ語/1.78:1/113分]
監督:アレクシス・ブルーム、スヴェトラーナ・ジル
出演:アニタ・パレンバーグ、キース・リチャーズ、マーロン・リチャーズ、アンジェラ・リチャーズ、ケイト・モス、フォルカー・シュレンドルフ、スタニスラス・クロソウスキー・ド・ローラ、サンドロ・スルソック、ジェイク・ウエバー、ブライアン・ジョーンズ、ミック・ジャガー、マリアンヌ・フェイスフル、ジェーン・フォンダ、ジェイムズ・フォックス、アレン・ギンズバーグ、ジャスパー・ジョーンズ、アンディ・ウォーホル
声の出演:スカーレット・ヨハンソン
原題:CATCHING FIRE: The Story of Anita Pallenberg
配給:オンリーハーツ
©2023 Brown Bag Productions, LLC

★第76回カンヌ国際映画祭クラシック部門正式出品

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
anita.onlyhearts.co.jp

アニタ・パレンバーグ

1942年生まれのイタリア系ドイツ人のモデル、俳優、ファッションアイコンであり、1960-70年代のロック文化における象徴的存在。多言語を操り、反体制的で自由奔放。彼女は、自身のペルソナとクリエイティビティで時代を体現した先駆者。彼女がいなければ、ローリング・ストーンズのイメージも、ロックとファッションの結びつきも大きく違っていたかもしれない。周囲からは「ミューズ」「It Girl」「ロック界のワルキューレ」と称された。2017年没。

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