マーク・アントニー【11/28~12/4】

今後の上映作品
[上映日程]2025年11月28日(金) 〜 12月4日(木) *休映:12/2

最高の今を取り戻せ。
時をかける電話が過去を変える!?

捲土重来!改ざん上等!極彩色の満願成就ムービー!!!

[INTRODUCTION]
実力と人気を兼ね備えた中堅スターでありながら、日本でなぜか本格的な紹介がなかった“革命のリーダー”ヴィシャール。このヴィシャールを主役に、ほぼ同等のスクリーンプレゼンスを持つ悪役として、『政党大会 陰謀のタイムループ』での怪演の記憶も新しい“モンスター俳優”S・J・スーリヤーを据え、2人がそれぞれ2役を演じるというトリッキーな構造を持つ、時間軸改変型のSFアクション・コメディー。
濃厚な風味のコメディーとエキセントリックなビジュアルで知られるアーディク・ラヴィチャンドラン監督ですが、本作はそのエッセンスを特濃で最大出力したといえるハイテンションな150分です。過去の人間に通話して未来から指示を与える機能を持つ電話機の存在を知った男たちが、現在の自分を有利にするために近過去の歴史を書き換える“編集合戦”を行い、さらにそこにギャング間の抗争や裏切りまでもが加わる抱腹絶倒の大騒動は、鑑賞後にスポーツをした後のような爽快感を与えるでしょう。
ヴィシャールとS・J・スーリヤーの火花を散らす舌戦が最大の見どころである本作ですが、『マーヴィーラン 伝説の勇者』での悪役演技が高く評価されたスニール、スター俳優ダヌシュの実兄で本業は映画監督のセルヴァラーガヴァン、『政党大会 陰謀のタイムループ』での悪徳政治家の印象をひっくり返す奇抜なキャラクターで登場のY・G・マヘーンドランなど、曲者ぞろいの脇役たちも主演の2人をもり立てています。
『ジェイラー』、『レオ:ブラッディ・スウィート』、『バーラ先生の特別授業』などのヒット作がひしめいた2023年のタミル語映画界において、本作は世界興収10億4,300万ルピー(約18億5,500万円)を記録するヒットとなり、同年のタミル語映画の興収ランク第7位となっております。

[STORY]
1975年、マッドサイエンティストのチランジーヴィは、過去に向けて通話することのできる電話機を発明する。それを使い過去の自分自身や親しい者などに向け発信し、彼らの身に降りかかる厄災を未然に回避させたり、利益につながる選択をさせたりすることができるのだ。しかし彼は祝杯をあげに行ったバーでギャングの抗争に巻き込まれ、その電話機は行方不明になる。20年後、自動車修理工のマークは偶然からその電話機を手にして、さらにその特殊な性能と使用方法を知る。それによって、彼の育ての親でギャングの親分であるジャッキー、その息子マダン、マークの亡父アントニーまでを巻き込み、時をさかのぼって運命の書き換えをしようとする大騒動が巻き起こる。

『マーク・アントニー』
[2023年/インド/タミル語ほか/150分]G
出演:ヴィシャール、S・J・スーリヤー、リトゥ・ヴァルマ、スニール、セルヴァラーガヴァン、アビナヤ、Y・G・マヘーンドラン、ニラルガル・ラヴィ、レディン・キングスリ、カールティ(声の出演)ほか
監督・脚本:アーディク・ラヴィチャンドラン
原題:Mark Antony
配給:SPACEBOX/配給協力:フルモテルモ

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
spaceboxjapan.jp/markantony

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