⼩学校〜それは⼩さな社会〜【5/16~】*「週末こども映画館」対象作品 今後の上映作品 [上映日程]5/16~(休映:) “ いま、小学校を知ることは、未来の日本を考えること ”私たちは、いつどうやって日本人になったのか?ありふれた公立小学校がくれる、新たな気づき [INTRODUCTION] イギリス人の父と日本人の母を持つ山崎エマ監督は、大阪の公立小学校を卒業後、中高はインターナショナル・スクールに通い、アメリカの大学へ進学した。ニューヨークに暮らしながら彼女は、自身の“強み”はすべて、公立小学校時代に学んだ“責任感”や“勤勉さ”などに由来していることに気づく。「6歳児は世界のどこでも同じようだけれど、12歳になる頃には、日本の子どもは“日本人”になっている。すなわちそれは、小学校が鍵になっているのではないか」との思いを強めた彼女は、日本社会の未来を考える上でも、公立小学校を舞台に映画を撮りたいと思った。 1年間、150日、700時間(監督が現場で過ごしたのは4,000時間)に及ぶ撮影と1年を要した編集を経て完成した本作には、掃除や給食の配膳などを子どもたち自身が行う日本式教育「TOKKATSU(特活)」──いま、海外で注目が高まっている──の様子もふんだんに収められている。日本人である私たちが当たり前にやっていることも、海外から見ると驚きでいっぱいなのだ。 [STORY] 桜が満開の4月。新年度は入学式から始まる。授業が始まり、1年生は挙手の仕方や廊下の歩き方、掃除や給食当番など、集団生活の一員としての規律と秩序について初めて学ぶ。そんな1年生の手助けをするのは6年生だ。小さくてまだ何もわからない1年生も、わずか6年の間に自分が何者であるかという自覚を持ち、6年生にふさわしい行動を取るようになる。主人公は学校そのもの。カメラは、1年生と6年生に焦点を絞り、春夏秋冬、彼らの学校生活を追う。コロナ禍において学校行事実施の有無に悩み、安全と犠牲をめぐる議論を重ねる教師、社会生活におけるマナーを学んでいく1年生、経験を重ね次章への準備を始める6年生……。3学期になり、2年生に進む1年生は、新1年生のために音楽演奏をすることになる。彼らは社会の一員として生きていくために、ものごとをやり遂げる責任感や、そこで得られる達成感を感じて学び、また“誰かのために何かをする喜び”も体験するのだ。桜のつぼみがほころび始め、また新年度が始まる。 『⼩学校〜それは⼩さな社会〜』 [2023年/⽇本・アメリカ・フィンランド・フランス/5.1ch/99分]G 監督・編集:⼭崎エマ 配給:ハピネットファントム・スタジオ © Cineric Creative / NHK / Pystymetsä / Point du Jour [鑑賞料金] 「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,500円/その他通常通り [上映時間] *準備中 [公式サイト] shogakko-film.com Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 今後の上映作品 来し方 行く末【5/23~】 ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン ———ジャズが生まれる瞬間———... ピックアップ記事 現在上映中の作品 あの歌を憶えている【4/18~5/1】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ピンポン【4/25~5/12】*デジタル版/松本大洋 特集 現在上映中の作品 現在上映中の作品 ハイパーボリア人【4/25~5/1】*併映『名前のノート』 現在上映中の作品 関連記事一覧 今後の上映作品 マリリン・モンロー 私の愛しかた【6/27~】*生誕99年記... 今後の上映作品 レイブンズ【6/6~】 今後の上映作品 サスカッチ・サンセット【6/13~】 今後の上映作品 親友かよ【7/11~】 今後の上映作品 フォーチュンクッキー【7/18~】 今後の上映作品 無名の人生【6/6~】 今後の上映作品 KIDDO キドー【5/16~】*初日来場者特典あり/「週末... 今後の上映作品 メイデン【5/16~】