アニキ・ボボ 4Kレストア版【12/19~25】*週末こども映画館・うえだ子どもシネマクラブ対象作品 今後の上映作品 [上映日程]2025年12月19日(金) 〜 25日(木) *休映:12/23 “ いつも正しい道を進め ”ポルトガルが世界に誇る巨匠、マノエル・ド・オリヴェイラ。世界映画史上の傑作とされる長編監督デビュー作が、4Kレストア版で蘇る! [STORY] ドウロ河近郊に暮らす少年たち。カルリートスは内気な夢想家で、エドゥアルドは恐れを知らぬリーダー。二人はともに、グループで唯一の少女テレジーニャに恋をしている。ある日、カルリートスはテレジーニャが欲しがっていた人形を盗み、彼女にプレゼント。そのことをきっかけに少年たちの間に緊張が高まり、カルリートスはグループから仲間はずれにされる……。 [INTRODUCTION] 1942年に故郷ポルトの街を舞台に製作された本作は、子どもたちの躍動を簡潔かつ大きなスケール感で描き、「ネオレアリズモ」を先駆けたともされる。2025年、第82回ヴェネチア国際映画祭クラシック部門で上映。制作から80年を超える時が過ぎ、その詩的な魅力に満ちた現代性が再び注目されている。 『アニキ・ボボ』ANIKI BÓBÓ [1942年/ポルトガル/ポルトガル語/スタンダード/モノクロ/72分] 監督・脚本:マノエル・ド・オリヴェイラ 撮影:アントニオ・メンデス 音楽:ジャイメ・シルヴァ 美術:ジョゼ・ポルト 編集:ヴィエイラ・デ・ソウザ 出演;ナシメント・フェルナンデス、フェルナンダ・マトス、オラシオ・シルヴァ、アントニオ・サントス、ヴィタル・ドス・サントス、ほか 配給・宣伝:プンクテ © Produções António Lopes Ribeiro [公式サイト] oliveira2025.jp/anikibobo [鑑賞料金] 「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,500円/その他通常通り [上映時間] *準備中 マノエル・ド・オリヴェイラ(1908-2015) 1908年12月11日、ポルトガル北部の都市ポルト生まれ。1931年、サイレントの短編ドキュメンタリー映画『ドウロ河』を監督。その後、短編作品を制作。1942年には初の長編映画『アニキ・ボボ』を手がける。アントニオ・サラザール政権による独裁体制下で企画が成り立たず、家業に従事しながら短編を作る。1963年に長編第二作『春の劇』を監督するも、発言が問題視され投獄された。1974年に独裁政権が終わると、80年代以降は旺盛に作品を発表。ヨーロッパで注目を集める。1985年、超大作『繻子の靴』を出品したヴェネチア国際映画祭で特別金獅子生涯功労賞、1991年には『神曲』が同映画祭の審査員特別賞を受賞。『クレーヴの奥方』(99)でカンヌ国際映画祭審査員賞、同映画祭の名誉パルム・ドールを2008年に受賞している。2015年4月2日、106歳で死去。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 今後の上映作品 最初の年:民意が生んだ、社会主義アジェンデ政権 2Kレストア版【12/19... 消滅世界【12/19~】 ピックアップ記事 現在上映中の作品 陽なたのファーマーズ フクシマと希望【10/31~11/13... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 爽子の衝動【11/7~13】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 あの時、愛を伝えられなかった僕の、3つの“もしも”の世界。【... 現在上映中の作品 関連記事一覧 今後の上映作品 Pacific Mother パシフィック・マザー【11/2... 今後の上映作品 ヤンヤン 夏の想い出 4Kレストア版【1/9~】 今後の上映作品 ベルトラン・マンディコ特集 ピンク・ネオン・アポカリプス【1... 今後の上映作品 佐藤さんと佐藤さん【11/28~】 今後の上映作品 ぼくらの居場所【12/5~】 今後の上映作品 風のマジム【11/21~12/4】 今後の上映作品 マーク・アントニー【11/28~12/4】 今後の上映作品 バレンと小刀 時代をつなぐ浮世絵物語【12/5~】*うえだ子...