六つの顔【10/3~】

今後の上映作品
[上映日程]2025年10月3日(金)〜 *休映:未定

狂言の道を歩んで、九十年———
人間国宝・野村万作が人生をかけて到達した芸の境地

夫婦愛を描く珠玉の狂言「川上」を舞台裏とともに贅沢に収めた至高の80分

[INTRODUCTION]
650年以上にわたり、生きとし生ける者の喜怒哀楽を表現し、人々の心を魅了し続けてきた「狂言」。その第一人者であり、94歳の今もなお現役で舞台に立ち続ける人間国宝の狂言師・野村万作は、2023年に文化勲章を受章した。映画『六つの顔』では、受章記念公演が行われた特別な1日に寄り添いながら、万作の歩んできた軌跡と現在の姿を浮かびあがらせる。また、ライフワークとして取り組み、磨き上げてきた夫婦愛を描く珠玉の狂言「川上」を物語の舞台である奈良・川上村の荘厳な原風景とあわせて贅沢に収録。万作が長年追求してきた世界観をその至芸とともにスクリーンに刻む。さらには、90年を超える芸歴のなかで先達たちから受け取り繋いできた想いや、今なお高みを目指して芸を追求し続ける万作の言葉を収めたインタビューも交え、息子・野村萬斎や孫・野村裕基をはじめとする次世代の狂言師と共に舞台に立つ模様を臨場感溢れる映像で映し出す。

監督は『ジョゼと虎と魚たち』、『のぼうの城』などを手掛け、田中泯を追ったドキュメンタリー『名付けようのない踊り』でも高い評価を受ける犬童一心。また、万作が過去を振り返るなかで心に浮かぶ「六つの顔」を『頭山』で米アカデミー賞®︎にノミネートされた山村浩二がアニメーションで表現。ナレーションを俳優のオダギリジョーが務めるなど日本映画界を代表する製作陣が集結。監修は野村万作、野村萬斎が手掛けた。 モノクロームで映し出される「現在」、アニメーションで紡がれる「過去」、そしてカラーで立ち現れる狂言「川上」の研ぎ澄まされた美しさ。豊かな映像表現で織りなす、至高のドキュメンタリー映画が誕生した。

『六つの顔』
[2025年/日本/カラー・モノクロ/4:3/5.1ch/82分]G
出演:野村万作、野村萬斎、野村裕基
ナレーション:オダギリジョー
監督・脚本:犬童一心
製作:万作の会
制作プロダクション:ROBOT
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
© 2025 万作の会

[上映時間]
*準備中

[公式サイト]
culture-pub.jp/six-face

ピックアップ記事

関連記事一覧

Facebook