そして、アイヌ 過去の上映作品 [上映日程]2025年6月6日(金) 〜 12日(木) 東京・大久保にあるアイヌ料理店「ハルコロ」。ともに紡ぐ未来の手がかりが照らし出されていく——— [INTRODUCTION] 東京・大久保に賑わう一軒のアイヌ料理店があります。お店の名前は「ハルコㇿ(HaruKor)」。アイヌのことばで「食べ物(穀物)・持つ」を指し、「食べ物に困らないように」という願いがこめられています。店主は宇佐照代さん。アイヌ文化アドバイザーとして若い世代へ舞踊や楽器演奏などの伝承活動も行う照代さんは、小学生のころに生まれ育った釧路を離れ、母と5人きょうだい全員で東京にやってきました。2011年にオープンしたお店には多様なルーツをもつ人びとが国内外から訪れ、味わい、繋がる場となっています。 ハルコㇿの成り立ちには、長いあいだ関東在住アイヌの居場所づくりに奔走していた照代さんの祖母や母の想いがありました。2019年にようやく先住民族としてアイヌが法律に明記されたものの、取りまく偏見や差別がなくなったとは言い難い現実があります。映画は、照代さんの曾祖母から子に至るまでの家族のライフヒストリーを紐解きながら、アイヌと出会った人びと──美術作家・奈良美智さん、評論家・太田昌国さん、写真家・宇井眞紀子さん、朝鮮/韓国民謡奏者・黄秀彦さん、カムイノミ祭司/縄文造形作家・平田篤史さんたちの活動を道しるべに、文化の継承とアイデンティティ、開発と多様性、植民地主義と人権といった問いに向き合っていきます。 監督は日本社会の多様なコミュニティのあり方に眼差しを向け続ける大宮浩一。「出会い、知り、気づき、伝えること」を実践している人びとの姿。照代さんの奏でるムックリ〈口琴〉の音色に導かれるように、互いをいがみ合うことに慣れてしまった現代の先を照らす旅がはじまります。 『そして、アイヌ』 [2024年/日本/96分] 出演:宇佐照代、宇井眞紀子、黄秀彦、太田昌国、平田篤史、奈良美智、関根美子、表美智子、ルイノ、HIRO 企画・監督:大宮浩一 配給:東風 (C)大宮映像製作所 [上映時間] [公式サイト] soshite-ainu.com ▼『アイヌプリ』についてはこちらから Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 過去の上映作品 Four Daughters フォー・ドーターズ NPO法人上田映劇 理事長交代のお知らせ ピックアップ記事 現在上映中の作品 ⼩学校〜それは⼩さな社会〜【5/16~6/19】*「週末こど... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 赤毛のアン~グリーンゲーブルズへの道~【6/13~26】*日... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 きさらぎ駅 Re:【6/13~26】*上田市ロケ作品 現在上映中の作品 関連記事一覧 過去の上映作品 ブルーアワーにぶっ飛ばす 過去の上映作品 僕の帰る場所 過去の上映作品 夕方のおともだち 過去の上映作品 カナルタ 螺旋状の夢 過去の上映作品 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選『不安は魂を食いつ... 過去の上映作品 没後20年 作家主義 相米慎二 アジアが見た、その映像世界 ... 過去の上映作品 パリ・ブレスト 夢をかなえたスイーツ *「週末こども映画館」... 過去の上映作品 どうすればよかったか?