田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版

過去の上映作品
[上映日程]8/7~20(休映:8/13、15~16)
*先着30名限定の入場特典をご用意しています

聖と俗の間で葛藤する若き司祭の姿を静謐な視線で捉え、
その後のブレッソンの映画スタイルを決定づけた伝説の作品──製作から70年を経て劇場初公開!

[解説]
映画史に残る数々の名作を生み出したロベール・ブレッソン。『罪の天使たち』(1943)、『ブローニュの森の貴婦人たち』(1945)に続く長編第3作目にあたる本作は、ブレッソン作品を特徴づける、職業俳優を排して素人を起用し、音楽やカメラの動きなども含めたいわゆる「演出」を削ぎ落としていくスタイル—監督自らが「シネマトグラフ」と呼ぶ手法—を確立した作品だ。原作はのちに『少女ムシェット』(1967)でも取り上げるカトリック作家ジョルジュ・ベルナノスによる同名小説。公開当時ゴダールやトリュフォーを魅了し、『タクシー・ドライバー』(1976年)や『魂のゆくえ』(2017)などその後の多くの作品に影響を与えたと言われる伝説的な作品である。

[あらすじ]
北フランスの寒村に赴任した若い司祭。彼は身体の不調を覚えながらも、日々村人たちの悩みを聞き、布教と善行に務める。しかし、彼の純粋な信仰への思いは村人たちとの間にしだいに溝を作っていくことになり、事態は思いもよらぬ方向へ進んでいく…。

『田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版』
[1951年/フランス/モノクロ/ヴィスタ/115分]
監督・脚本:ロベール・ブレッソン
原作:ジョルジュ・ベルナノス『田舎司祭の日記 Journal d’un curé de campagne』
出演:クロード・レデュ、ジャン・リヴィエール、ニコル・ラドラミル
原題:Journal d’un curé de campagne
配給:マーメイドフィルム コピアポア・フィルム
宣伝:VALERIA
©1950 STUDIOCANAL

1951年 ヴェネツィア国際映画祭 イタリア批評家賞、国際カトリック映画事務局賞、フランス映画批評家協会賞 作品賞

◎公式サイト:inakashisai2021.jp

◎↑先着で30名様にこちらのB4サイズリーフレットを入場特典としてプレゼント致します。

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