大綱引の恋

過去の上映作品
[上映日程]8/7~20(休映:8/15~16)

“ これは、覚悟を決めるための愛の物語 ”

佐々部清監督、渾身のラストストーリー

[解説]
鹿児島県薩摩川内(せんだい)市に420年続く勇壮な“川内大綱引”に青春をかける鳶(とび)の跡取りと、甑島(こしきしま)の診療所に勤務する韓国人女性研修医との切ない恋と、その二人を取り巻く家族模様を描く。二人の恋愛を通して「結婚とは?」、「家族とは?」に迫る感動作。

[あらすじ]
有馬武志は鳶職・有馬組の三代目だが、35歳にしてまだ独身。鳶の親方でもあり、“大綱引”の師匠でもある父親寛志(60)から常々「早う嫁を貰うて、しっかりとした跡継ぎになれ。」と、うるさく言われている。仕事柄女性とめぐり合う機会が少ない上に奥手の武志には、交際している女性がいない。とある日、消防団員でもある武志が、川内駅のコンコースですれ違いざまに倒れた老人の救命措置をしているところに、甑島の診療所に勤務する韓国人女性研修医のヨ・ジヒョン(28)が通りかかり、連携プレーにより老人の命は救われる。お互いに名前を名乗ることもなく別れた二人だが、後日韓国からの訪問団の通訳のボランティアで、偶然にも再び出会う。大学で学んだ韓国語を得意とする武志は、ほどなくジヒョンと心を通わせるようになる。年に一度、秋分の日の前夜に催される“大綱引”が近づくにつれ、さらに父親から、国が違うことを理由に反対されればされるほど、二人の恋心のボルテージは上がっていき、結婚を意識するようになる。しかし“大綱引”開催日直前に、武志はジヒョンから「あと2週間で研修期間が終わり、帰国して韓国の病院で勤務することになっているの…」と告げられる。果たして海を越えて日本と韓国とで離ればなれになる二人の恋のゆくえは?

『大綱引の恋』
[2020年/日本/シネスコ/108分]
出演:三浦貴大、知英、比嘉愛未、石野真子、松本若菜、升毅、朝加真由美、中村優一、金児憲史、恵俊彰、西田聖志郎
監督:佐々部清
脚本:篠原高志
企画原案:西田聖志郎
配給:ショウゲート
©️2020「大綱引の恋」フィルムパートナーズ

◎公式サイト:ohzuna-movie.jp

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