ひまわり デジタルリマスター版

過去の上映作品
[上映日程]8/6~15(休映:8/7、12~13)

2022年2月ウクライナ侵攻勃発、ウクライナの美しいひまわり畑は戦場に。
ひまわりの咲く夏、平和への願いを込めて———

昨年のウクライナ侵攻を受けて日本各地で緊急上映が行われた『ひまわり』。
新たに、粒子ノイズ低減、シャープネス、色バランス調整を施しデジタル・リマスターした本編をお届けします。

[解説]
カンヌ映画祭パルムドール、アカデミー賞®外国語映画賞などに輝く世界的巨匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督による、涙あふれる悲しい愛の名作が復活。広大なひまわり畑はウクライナ中部のポルタァ州で行われたとされている。東西冷戦当時にヨーロッパの国がソ連で映画撮影をすることは珍しく、当時のソ連の最新設備が登場し、積極的に映画撮影に協力した政治的背景も興味深い。2022年2月末よりロシアによるウクライナ軍事侵攻が進んだ事を受け、日本各地で緊急上映が広まった。
現在もその戦禍は続いており、多くの要望を受けて再公開が決定。

[あらすじ]
第二次世界大戦下のイタリア。ジョバンナとアントニオは、美しいナポリの海岸で恋におち、結婚する。その後、アントニオは厳しいソ連の最前線に送られ行方不明になってしまうが、ジョバンナは何年経っても戻らない夫のことを生きていると信じて疑わない。終戦後、手がかりもないままアントニオを探しに単身ソ連へ渡るジョバンナ。しかし、広大なひまわり畑の果てに待っていたのは、少女のように可憐なロシア人女性マーシャと結婚し、子供にも恵まれた幸せなアントニオの姿だった。すべてを察したジョバンナは、よろめく足どりのまま1人イタリアへ帰る。心にぽっかり穴が空いてしまった日々を送るジョバンナ。そんな時、突然アントニオが彼女の元を訪れる。心揺れ動くなか、彼女は運命の決断を下す…。

『ひまわり』デジタルリマスター版
[1970年/イタリア/ビスタサイズ/モノラル2.0ch/107分]
出演:ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニ、リュドミラ・サベーリエワ
監督:ヴィットリオ・デ・シーカ
制作:カルロ・ポンティ 
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ
音楽:ヘンリー・マンシーニ
原題:I GIRASOLI
提供:メダリオンメディア
配給:アンプラグド 
© 1970 – COMPAGNIA CINEMATOGRAFICA CHAMPION(IT) – FILMS CONCORDIA(FR) – SURF FILM SRL, ALL RIGHTS RESERVED.

[上映時間]

[公式サイト]
unpfilm.com/himawari2023

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