セッソ・マット

過去の上映作品
[上映日程]7/17、25

イタリアを代表するセクシー俳優のラウラ・アントネッリとジャンカルロ・ジャンニーニが共演。
さまざまなシチュエーションで繰り広げられる全9編の女と男のオムニバス・セックス・コメディ。

[INTRODUCTION]
イタリアを代表するセクシー俳優のラウラ・アントネッリとジャンカルロ・ジャンニーニが共演。さまざまなシチュエーションで繰り広げられる全9編の女と男のオムニバス・セックス・コメディ。”イタリアのヴィーナス”と言われたラウラ・アントネッリの多才な魅力をとことん堪能できる。当時のイタリアで特大ヒット。A・トロヴァヨーリが手がけた音楽も大流行した。ラウラの数多い出演作の中でも異色かつエレガントな逸品。

[STORY]
◯第1話「奥様8時です」
白づくめの豪邸で、優雅な生活を送る実業家のマダム。美しい裸体を見せつけられても、忠実な召使いは少しも動じない。だが早起きが苦手で、朝の8時に目を覚まさないマダムには、密かな愉しみがあった…。
◯第2話「二人と掘っ立て小屋」
掘っ立て小屋に暮らす夫婦は、貧乏なのに子沢山。顔を会わせばののしりあう毎日だが、なんのことはない、夜になれば仲直りして、今夜もあれに励むのだった…。
◯第3話「決して遅すぎはしない」
セクシーな下着で毎晩誘う若妻を、無視しつづける男。実は彼は年上好き、というか老女マニアだった。連日連夜のストーカー行為の果てに、ついに意中の老婦人をモノにするが…。
◯第4話「ハネムーン」
ヴェネチアへ新婚旅行に出かけたカップル。列車の座席でも、ゴンドラの中でもイチャイチャ。だが、かんじんの夜のベッドで夫のアレが役に立たないのだ。やっとのことでふたりが見つけた解決法とは…。
◯第5話「帰っておいで! 僕のLittle Girl」
ゴージャスな街娼を家に連れこんだ初老の男。その部屋の真ん中には、なんとも奇妙な女性が鎮座していた。それは家を出て行ってしまった愛する妻(実は蝋人形)だった!男は妻そっくりに娼婦を着替えさせて…。
◯第6話「海外勤務のイタリア男」
今朝も軽快なシンセ・サンバに乗って、デンマークの大病院に出勤するイタリア男。白い修道女ルックの看護婦に個室へ案内された彼は、そこでいったいナニするのか? 
◯第7話「仇討ち」
ここはシチリア。マフィアに殺された夫の棺の横で、悲しみに暮れる未亡人。ところが葬儀が終わるや否や、マフィアのボスとすぐに再婚してしまう。しかし彼女の変わり身の早さには、ワケがあったのだ…。
◯第8話「おかしなおかしな恋」
幼くして別れた兄を探し求め、都会に出て来て疲れ果ててしまった男。ある夜、女装の男娼とダンスホールで知り合い、彼の家に招かれる。しかしこの二人、実は…。
◯第9話「ご招待」
取引相手の男の邸宅に招かれた堅物ビジネスマン。でも、妖艶な奥方の様子がなんだかおかしい。自分を誘惑しているとしか思えない彼女の挑発行為に、彼は耐えることができるのか…。

『セッソ・マット』
[1973年/イタリア/イタリア語/ビスタサイズ/カラー/116分]
出演:ラウラ・アントネッリ、ジャンカルロ・ジャンニーニ、アルベルト・リオネロ、デュリオ・デル・プレト
監督・脚本:ディノ・リージ
脚本:ルッジェーロ・マッカリ
撮影:アルフィオ・コンティーニ
音楽:アルマンド・トロヴァヨーリ
原題:SESSOMATTO
©1973 DEAN FILM

[上映時間]

アルマンド・トロヴァヨーリ Armando Trovajoli

1917年9月2日、イタリア・ローマ生まれ。エンニオ・モリコーネと並ぶイタリアを代表する映画音楽家。彫刻家と画家の両親のもとで4歳でヴァイオリン、6歳でピアノを始める。48年にサンタ・チェチリア音楽院を卒業後、クラブでジャズ・ピアニストとして活躍。その後映画界に進出し、「マンボ・バカン」(歌:ソフィア・ローレン)が大ヒット、以後映画音楽界で本格的に活動を開始。『黄金の七人』『セッソ・マッソ』『特別な一日』『ル・バル』など数多くのイタリア映画の名作のサウンドトラックを残した。2013年2月28日没。享年95歳。

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