丸木位里・丸木俊 沖縄戦の図 全14部

過去の上映作品
[上映日程]8/5~25(休映:8/7、11~14、19~21)

“ このことは <かたち> に残しておかにゃあいかん ”

絵の中で 戦死者はかたりつづける
藝術は 記憶を未来へ手渡していく

[STORY]
ノーベル平和賞候補になり、朝日賞や埼玉県民栄誉賞などを受賞した水墨画で風景画家の丸木位里(1901‐1995)と人間画家の丸木俊(1912‐2000)夫妻は、「日本人側から見た記憶を残しておかなければいけない」と、1982年から沖縄戦の取材を始める。夫妻が最初に描いたのは、米軍でなく日本兵によって終戦後になって行われた、久米島民の虐殺。しかし、「原爆の図」「南京大虐殺」「アウシュビッツ」と40年に渡り、戦後一貫して戦争の地獄図絵を描いてきた二人は、いつかは希望を描きたいと願っていた。二人が最後に描いたものとは?1987年までの6年間で描かれた「沖縄戦の図」14部の制作の軌跡を辿ることで、二人の思考を明らかにし、二人が出会った人たちを通して、沖縄戦以降の沖縄の歴史を振り返る。

『丸木位里・丸木俊 沖縄戦の図 全14部』
[2023年/日本/16:9/88分]
監督・撮影:河邑厚徳
ナレーション:ジョン・カビラ/山根基世
出演:新垣成世、平仲稚菜、島袋由美子、平良修、平良悦美、真喜志好一、佐喜眞道夫、山城博明、吉川嘉勝、丸木ひさ子、岡村幸宣、知花昌一、山内徳信、金城実、本橋成一、石川文洋
配給宣伝:海燕社
©2023 佐喜眞美術館 ルミエール・プラス

[上映時間]

[公式サイト]
okinawasennozu.com

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