裸足で鳴らしてみせろ

過去の上映作品
[上映日程]10/15~28(休映:10/17、24)

どこへ行こう? どこへでも行ける。

“世界旅行”の果て、二人の青年は凶暴な愛を予感する
『オーファンズ・ブルース』の新鋭・工藤梨穂が紡ぐ、やさしくて痛い青春のきらめき

[INTRODUCTION]
寡黙な青年ふたりの愛と欲望の行方を、偽りの旅と肉体のぶつかり合いを通して描いた青春映画。「オーファンズ・ブルース」がPFF(ぴあフィルムフェスティバル)アワード2018でグランプリを受賞した新鋭・工藤梨穂監督が、PFFスカラシップ作品として制作した商業映画デビュー作。また、『ブエノスアイレス』、『汚れた血』、『ラブバトル』、『アデル、ブルーは熱い色』といった恋愛映画の名作から受けたインスピレーションを、独自のセンスで登場人物の造形や物語に昇華している点も映画ファンには必見だ。
想いが深くなればなるほど、互いを傷つけてしまう──。主人公の若者たちが抱える愛にまつわる矛盾と、一緒に過ごした時間のかけがえのなさ。誰しもの記憶に残り続ける青春映画が誕生した。

[STORY]
父の不用品回収会社で働く直己と、盲目の養母・美鳥と暮らす槙。二人の青年は、「世界を見てきてほしい」という美鳥の願いを叶えるために、回収で手に入れたレコーダーを手に“世界の音”を求めて偽りの世界旅行を繰り広げていく。サハラ砂漠を歩き、イグアスの滝に打たれ、カナダの草原で風に吹かれながら、同時に惹かれ合うも、互いを抱きしめることができない二人。そんなある日、想いを募らせた直己は唐突に槙へ拳をぶつけてしまう。それをきっかけにして、二人は“互いへ触れる”ための格闘に自分たちだけの愛を見出していくが……。

第27回PFFスカラシップ作品
『裸足で鳴らしてみせろ』
[2021年/日本/1.85:1/5.1ch/128分]
脚本・監督:工藤梨穂
出演:佐々木詩音、諏訪珠理、伊藤歌歩、甲本雅裕、風吹ジュン
主題歌:soma「Primula Julian」(dead funny records)
英題:Let Me Hear It Barefoot
配給:一般社団法人PFF/マジックアワー
(C)2021 PFFパートナーズ(ぴあ、ホリプロ、日活)/一般社団法人PFF

[上映時間]

[公式サイト]
hadashi-movie.com

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