メタモルフォーゼの縁側 *「週末こども映画館」対象作品/「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品

過去の上映作品
[上映日程]9/10~23(休映:9/12、20)

“ 歳の差58歳。最初の青春、最後の青春 ”

女子高生と老婦人。ふたりをつないだのは、ボーイズ・ラブ。

[INTRODUCTION]
「このマンガがすごい!」など数々の漫画賞を受賞した鶴谷香央理の傑作漫画を映画化!さえない女子高生・佐山うららを芦田愛菜が、夫に先立たれ孤独に暮らす老婦人・市野井雪を名優・宮本信子が演じる。さらに高橋恭平(なにわ男子)、古川琴音、生田智子、光石研など多彩なキャストが脇を固め、傑作漫画を岡田惠和の脚本で映画化が実現!それぞれ別のさみしさを抱えたうららと雪が、BL漫画を通じて友情を育み、最初の青春と最後の青春が輝くさまを感動的に描く。歳の差58歳の二人のかけがえのない青春が起こす奇跡とは──。

[STORY]
佐山うらら、17歳。みんなみたいにキラキラできない女子高生。唯一の楽しみは、毎日こっそりBL漫画を読むこと。もうひとりの主人公・市野井雪、75歳。夫に先立たれ、これといった趣味もなく、人生の終わりがちらつく今日この頃。ある日、ふたりは同じ本屋にいた。うららはレジでバイト。その目の前に出された一冊のBL漫画。顔を上げるうららの前にいたのは雪だった。堂々とBLを買っていく老婦人に驚くうらら。雪はBLの意味さえ知らず、表紙のきれいな絵に惹かれ思わず手に取っただけ。初めての世界に驚きつつも、男子たちの恋物語にすっかり魅了され、老いた身体にときめきがよみがえる。続きが読みたい。雪はファンになったBL作家・コメダ優の新刊を求め、再び本屋へ向かう・・・。こうして出会ったうららと雪。好きなものを好きと語り合える「友達」ができた。あくなきBL愛を語り合う日々の中、雪が言った。「うららさんは自分で漫画描きたいと思わないの?」「才能ないんで」とうらら。「才能ないと漫画描いちゃダメなの? 人って思ってもみないふうになるものだからね」そして、ふたりはある挑戦を決意する。それは創作漫画の即売会イベント「コミティア」への出展。つまり自分で自分の漫画を描いて、作って、売ること。年の差58歳、うららと雪の挑戦がはじまった。そしてそれは、あるメタモルフォーゼ(=変身)をもたらしていくことになる──。

『メタモルフォーゼの縁側』
[2021年/日本/118分]G
出演:芦田愛菜、宮本信子、高橋恭平(なにわ男子)、古川琴音、生田智子、光石研
原作:鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)
脚本:岡田惠和
監督:狩山俊輔
音楽:T字路s
主題歌:うららと雪「これさえあれば」
劇中漫画:じゃのめ、鶴谷香央理
配給:日活
©2022「メタモルフォーゼの縁側」製作委員会

[鑑賞料金]
「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,200円/その他通常通り

[上映時間]

[公式サイト]
metamor-movie.jp

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